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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話
官能リレー小説 - ショタ

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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話 32

2人で贅沢なお風呂を堪能した後は銭湯のコーヒー牛乳をもらって一服。雪は番頭のお仕事があるからひとりで家に帰る。

「涼真くんたちも帰ってきたか」
そろそろ冬休みも近いだろう。

戻るなり奥の部屋からみっちゃんの絶叫が聞こえてくる。今日のお相手に選ばれて可愛がってもらってるみたいだ。

ちょっと覗いてみると、みっちゃんが涼真くんの上に跨って、おっぱいを吸われながら腰を振っていた。
私達の母乳の力なのか、涼真くんはだんだん精力が強くなってきてて、しかもオチ◯チンも大きくなってきた。
成長期だし、涼真くんが私達をもっとたくさん愛せるようになると素敵だと思う。

あれ……
何だか、私の体の中に何かを感じた。
そう言えば、もうとっくに来ているはずの月のものが来ていない。

私のお腹の中に命が宿っている・・・
そんな実感はまだ無いが、直感でそうだろうと感じた。

もう既に優子さんと祥子さんには妊娠の兆候があった。
なので私もいずれそうなるだろうと何となくは感じていた。
そしてその時が来た訳だが、それは身震いする程に嬉しい感覚だった。


その感覚のままふと気がつくと、私は狭間神社に来ていた。
普段施錠してる筈の本殿が開いていて、私を呼んでいる気がした。
それはあれ以来の事だが、私はそれが当然のように本殿に入る。
本殿に入り、御神体の兎石の前まで来る。
磨かれたようなツルツルの石は乳白色の抱えて手がギリギリ届くぐらいの大きさの石で、皮を剥がれた兎が癒えた後の姿と言う伝承のあるものだ。
兎の形をしていないが、御神体としてずっとこの神社で祭られてきている。

私はその前で何故かそうせねばならないと命ぜられるがままに全裸になり、おっぱいを石に押し付ける。
私のおっぱいから母乳が自然と溢れてきて、私はその母乳を石に塗りこめていく。

何故かそれがとても心地よい感覚であった。

「奏さん・・・」

そんな声で我に返るまで、私は殆ど無意識に母乳を石に塗り込め続けていたようだ。
振り返り見るとそこにいたのは祥子さん。
彼女は微笑んでいた。

「奏さんが氏神様に選ばれたんですね・・・優子の時もそうだったし」
「優子さん・・・も?」
「ええ、奏さんと同じようにしてましたわ」

笑顔の祥子さんは自分のお腹をさする。
まだ目立ちはしていないが、涼真くんの子がそこに宿っているのだ。

「奏さんはきっと来年の祭の頃に男の子を産むんだと思います・・・その子も涼くんと同じく、氏神様の授かり子ね」

私はその言葉にミルクまみれの手でお腹を触る。
だけど、まだ私の中に命が宿ってる感覚は感じられない。

「きっと私と優子は女の子ね・・・奏さんが生んだ男の子のお嫁さんになる子だわ」

「2人の奥さんを持つと、大変かもしれないですね」
「私たちがそうだったから、問題も心配もいらないわよ」

狭間の里の、狭いコミュニティでの話だ。
優子さんと祥子さんはともに同じ男性を好きになり、そして愛された。
私たちと涼真くんとて同じ話だ。
それはきっと、雪も、真由美さんも、みっちゃんも同じだろう。

「嬉しいです。皆さんと、涼真くんに出会えたことに、感謝してます」

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