全てを失ったお姉さんがショタに救われる話 24
涼真くんに喘がされる祥子さんは年上だけど可愛い。
思わず抱きついてキスしてしまう。
「ああ、私っ・・・幸せっ、幸せっ・・・」
私も同感だ。
祥子さんが涼真くんに可愛がって貰うのを見るだけでも幸せだし、私も優子さんや祥子さんに見られる事も多いけどそれも幸せなのだ。
多分、このまま涼真くんの赤ちゃんを身篭ったらもっと幸せを感じれると思う。
私と祥子さんが抱き合っていると、涼真くんの手が私の股間に伸びてくる。
指でアソコを弄られるだけで、身体中に快感が駆け巡る。
「ママも、奏さんも10人は産んで貰うからね!」
その言葉だけで軽く達してしまう。
そんなに産んだら私・・・
幸せ過ぎておかしくなってしまいそうだ。
きっと男の子を産んだら、その子も私を求めてくれるかもしれない。
「ふふっ、幸せそうね、奏さん」
「もう、これだけで、とんでいっちゃいますぅ…」
涼真くんの指がクチュクチュと股間を刺激し、私はミルクを噴き出しながら軽く絶頂するのだった。
優子さんたちが戻ってくるまでの間、しばらくは祥子さんと2人で涼真くんに溶かされるように愛され続けた。
真由美さん、雪、みっちゃんの3人も、涼真くんや玲奈ちゃん、祥子さん彩奈ちゃんとご対面し夕食を共にする。
これだけ多くなると、いつもの居間ではなくカフェスペースの方で食事となった。
「何か奏が幸せそうなのが分かるわ!凄く美味しいし!」
真由美さんが満足そうに言いながらビールをゴクリ。
私もそれなりに飲めるが、真由美さんと雪は酒豪レベルだ。
「幸せ太りって奴ですかい、奏さんや」
その雪は持ち込みの大吟醸片手に私のおっぱいをプニプニと指でつつく。
母乳が出るようになってブラを変えるぐらいサイズアップしてるから見た目にも分かるんだろう。
「本当にいい所ですよねぇ・・・」
少し遠い目をしているみっちゃん。
気持ちは凄く分かる。
「まぁ、みんながここを気に入ってくれたみたいで嬉しいかな」
戻ってくる頃には優子さんとはしゃいでいたから問題は無いと思う。
「優子さんとか祥子さんのメイクって奏流よね」
「ええ、元がいいから教えがいがあって・・・」
「そうよねぇ・・・彼女達と奏は顔のタイプが似てるから丁度いい感じよね」
そう言う真由美さんははっきりした感じのメイクが合うタイプでまた私とは違う。
タイプは違えど互いに参考にしたりはする。
雪とみっちゃんも含め、4人ではよく女子会やったりしたし、普段からメイクも含めていろいろキャッキャしていたものだ。職場の空気はよくなかったけど数少ない楽しい時間だった。
「彩奈ちゃんも玲奈ちゃんもお母さんに似て可愛いですよね」
「ええ、育ち盛りでいいわね」
真由美さんは長女で、弟や妹が何人かいるそうだ。
きっといいお姉さんなんだろう。
ここに来て大丈夫かなと思ったりもしたが、真由美さんも両親離婚で家庭環境が複雑で色々あるとは聞いていた。
もしかしてそれもあってここに来たのかもしれない。
「私は一人っ子だから兄弟に憧れるわ」
横目で涼真くんと玲奈ちゃんを見るのは雪。
こちらは両親共に他界、それもあってここに来ても問題無い訳だ。
「見ていて幸せな家庭って分かりますものねぇ」
みっちゃんの言葉に実感がこもっている。
私と同じく幸せな家庭に飢えているからそうだろうと思う。
「まあ、色々あったけど・・・ここはいい所よ!」
そんな風に乾杯した私達。
その私達の食事終わりに優子さんがニコニコとケーキを持ってきてくれる。
「わっ!美味しそう!」
「ふふ、良かったら食べて下さいね」
無邪気にケーキに喜ぶみっちゃん。
このケーキは私も最初に食べた時から虜になったけど、今は好きだけど微妙な心境。
それはこのケーキの原料の一つのミルク・・・
私や優子さん達の母乳なのだ。