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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話
官能リレー小説 - ショタ

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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話 15

つまり、私はハメられたようだ。

もうその事実に笑うしかない。
そして笑ってる自分は、ある意味救われたのだろう。
当時は笑えないどころか死にたかったぐらいだ。
それもこれも、この忘れ去られたような小さな集落でのスローライフが素晴らしいからだと思う。


そんな私がこの狭間ノ里に来て二月程。
季節は秋も深まり、山も色づいてきた。
この時期に氏神の祭り・・・豊穣祭が来た。
それは同時に涼真くんの誕生日でもある。

涼真くんはいつも通り無邪気なものだが、周りの大人の方がざわついている。
氏神様の授かり子は12歳の祭りの日に氏神様から力を授かると言う伝承があって、みんなそれを期待しているのだそうだ。

優子さんや祥子さん達姉妹も子供達も伝承は迷信だと思ってるらしいが、里の人の期待には応えたいと言う思いも強いようだ。
その思いの強さがあの優子さんが涼真くんに授乳させていた時の言葉なら、内心は伝承を信じてるのかもしれないなんて思ったりもする。

その伝説を信じようが信じまいが、私はここにいてノビノビ、生き生きしていられるし涼真くんは無邪気ながら逞しさも兼ね備えていると思う。優子さん、祥子さん、さらに玲奈ちゃんや彩奈ちゃん、里の人々も皆幸せそうだから、今のままでいいとも思う。

そんな祭りの期間中、ある夜のことだ。

「奏さん」
そろそろ寝ようと思った時に、涼真くんが部屋に入ってきた。
たまたま玲奈ちゃんが祥子さんの家に行ってるのもあってやってきたのかもしれない。
ベッドに座るよう促すと、涼真くんはちょっとためらいながらも隣に座った。

「あの・・・」

言いにくそう。
そして涼真くんには珍しく言い淀んでいた。

私は涼真くんの言葉を静かに待つ。
その辺は私の方が大人だ。
人生のちょっと先輩としてのアドバイスぐらいならできる。

「僕の・・・初めての人になって欲しいんです!」
「はっ?・・・ふへっ?!」

いやなんて言うか、ちょっと予想外。
目が点になる私。

「何で私・・・と言うか何で今?」

言ってからふと思う。
もしかしてそれって氏神様絡みなのかな・・・

「大人の儀式なんですが・・・お母さんか祥子さんが相手になってくれる予定なんだけど・・・できれば奏さんがいいかなって・・・」

真っ赤になる涼真くん。
そして私はいつぞやの夜の出来事を思い出す。
全裸の優子さんが涼真くんに授乳していたが、あの時裸だったのはもしかしたらこの為だったのかもしれない。
優子さん達は伝承を信じていないとは言っていたが、信じている里の人の期待には応えたいと言う考えだから、この儀式も受け入れたのかもと思った。

「そう…」

あの夜のこと、優子さんや祥子さんの話、里の人たちの話を思い出す。涼真くんはいつも元気で無邪気で可愛い子だけどそんな重圧も日々感じていたのかもしれない。

「私でいいなら涼真くんの為に一肌脱ぐわ」
「僕は…奏さんがいい…奏さんが、大好きなんです…!」

その言葉と共に涼真くんが私に抱きつく。
正確に言うと、ぽすんと私の胸に顔を埋めたのだ。
そして、何度も言えない吐息を漏らす。
優子さん達から大きなおっぱいが好きだと聞いていたけど、私の胸に顔を擦り付けて満足げな表情するのを見ていたら、それも本当だったんだろうと納得できるものがあった。

「あー、うん・・・直接触ってもいいよ、涼真くん」
「ほんとっ?!」

まさに輝くような笑顔の涼真くんに、まぁおっぱいぐらいならお安い御用とばかりに私は服を脱ぐ。
でも涼真くんの目は私を女として見ていると言うより、無邪気そのもの。
その辺りが可愛い過ぎて萌え死しそうなんて思いながら服を脱いだ私だった。

だけど・・・

「んふぁあああぁぁぁっっっ!!」

私の何度目かの絶頂。
さっきから絶頂に次ぐ絶頂の私だが、実は涼真くんにおっぱいを揉まれているだけ。
だけど私は涼真くんに揉まれる度に訳の分からない強い快感にさっきから翻弄されぱなしなのだ。

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