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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話
官能リレー小説 - ショタ

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全てを失ったお姉さんがショタに救われる話 13

名前の事もそうだが、彩奈ちゃんに少し違和感を感じる。

「彩奈ちゃん、ちょっと来てくれる?優子さんも!」
「あ、えっ?」

私が彩奈ちゃんの手を引いて奥に連れて行くと、優子さんも慌ててついてくる。
彩奈ちゃんは相当人見知りのようで軽くパニックを起こしている。
そして奥の部屋で私は言う。

「彩奈ちゃん、服を脱いで」
「えっ・・・」

戸惑う彩奈ちゃんに私はエプロンを外してブラウスを脱ぐ。
露わになる私の胸に彩奈ちゃんは釘付けになるが、優子さんも何かに気づいたような顔をする。

「彩ちゃん、脱いでみて」

優子さんに促されて、おずおずと彩奈ちゃんが上着を脱ぐ。
やはりと言うか・・・
彼女は胸にサラシを巻いていた。

「やっぱりね」

私の言葉にビクッとする彩奈ちゃん。
目の前に居るのはかつての私・・・
日々大きくなっていく胸を母から恥ずかしいと罵られたあの時の私だ。

私は彩奈ちゃんを抱きしめる。

「辛いよね、恥ずかしいよね・・・自分だけこれだけ大きくなるのって」

彩奈ちゃんは最初は戸惑っていたが、私の言葉に何かを感じたのかギュッと抱き返してくるとその直後、大声をあげて泣き始めた。誰にも言えなくてつらい気持ちは私が一番わかる。そのまましばらく彩奈ちゃんを抱きしめ続けた。

祥子さんは私の母みたいな人では絶対ない。彩奈ちゃんは祥子さんの知らない間に一人で悩みを抱え込んでしまったのだと思う。
私は母に下着もロクに買ってもらえず強制的にこれ巻いとけとサラシを渡されたものだ。

「奏さんは優しいわね」
「優子さんは、彩奈ちゃんくらいの歳の頃、どうだったんですか?」

「私の頃は大らかだったから、たまに嫌味な事を言われる程度ね・・・でも体育の時はサラシ必須だったわ」
「あー、分かります」

体育とかは確かにヤバい。
あの揺れ方は自分でもびっくりするぐらいだ。

「彩奈ちゃんは、辛い事言われたの?」
「色々言う男子は涼くんが庇ってくれるけど・・・」
「そのせいで女子から色々言われるのよね」

これも同じ体験をした私にも分かる。
この世代の男子の言う事は唯の悪ふざけだ。
だからそれはマシなのだが、実は女子の方が数倍陰険なのでタチが悪い。
それにいくら涼真くんが庇ってくれても、女子相手には難しい所もあるだろう。
その上、多分涼真くんは女子に人気がありそうだからやっかみも強いのだろう。

とりあえず、彩奈ちゃんにサラシを取って貰う。
出てきたのは成長期真っ只中の綺麗なおっぱい。
既にDカップぐらいはありそうで、流石は祥子さんの娘だ。

「きっと玲奈も2年くらい経つと同じようになるのね」
「そうですね」

彩奈ちゃんの2歳下の玲奈ちゃんは現状胸は膨らみかけといったところだろうか。これから大きくなる一歩手前。ただ玲奈ちゃんは明るい子であまりそのへんを気にしてるそぶりは見せない。お風呂のときも私みたいになりたいって言ってたし。

その後は私の胸に顔を埋めて離れなくなった彩奈ちゃんに萌えてしまい、そして打ち解けた。
彩奈ちゃんと色々話をしていると、やはり急激に大きくなったから戸惑いや不安で不安定だったらしい。
もう自分の爆乳を見る他人の反応に慣れてしまっている祥子さんには気づき難い心境だったのかもしれないし、話し難い事だったんだろう。
それが消化されたのか、彩奈ちゃんはスッキリした顔で表情も明るくなったのだ。

「ありがとう、奏さん」

彩奈ちゃんが元気になって帰って行くのを見ながら涼真くんにお礼を言われた。
涼真くんの笑顔だけでご褒美って感じでなんだか私も嬉しくなってきた。


そんな風にして、私がこの里で暮らして1週間。
優子さんと祥子さん、そして成長期の彩奈ちゃんの下着が届き、ついでに買ったブラジリアンワックスで2人の無駄毛処理。
化粧セットで色々レクチャーしたら、2人の雰囲気が一気に華やいだ。
店に来る老人達の褒めっぷりも凄く、中には涙ぐみながら私にお礼を言う人も・・・

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