転生しましたが体を売って生きてます。 7
2日目はそんな感じで過ぎて行った。
複数の女性がとっかえひっかえ自分の股間にむしゃぶりつき、自分はその快楽に溺れるというどこのエロゲーの世界だと思うような濃密な時間。
最終的にすべての拘束を外されても、もう自分たちはそこから逃げ出すことを考えてもいなかった。
そして3日目に俺たちは着ていた服を着せられて人買い専門の店に売られた。
この3日目からが俺たちの性奴隷としての本当のスタートだった。
「服脱いで裸になりなぁ」
そう言われ俺たちは素直に服を脱いで裸になった。
このたった2日間で感覚が麻痺していたのだろう4人全員がその指示に素直に従い前を隠すこともせずに眼前に晒す。
「あひゃひゃ、小さい棒切れだねぇ」
そう言って検分するのは丸眼鏡をかけた白髪の老婆。
しわしわの手で皮をむかれて亀頭を撫で匂いを嗅ぐ。
検分なので最後までしてくれるはずもなくこちらの反応を見ているだけ、ただエッゾだけはそれだけでは終わらなかった。
「お前がエッゾだね?お前は他の子とは違ってこいつを下の口で咥えてもらうよ。」
老婆が持つのは黒いディルド。大人の指3本分ほどの直径があるそれに潤滑油の液体を着けるといっそう黒さがひかり、なまめかしくもある。
エッゾのお尻にそれがゆっくりとだが確実に中へと入っていくのを俺たち3人は固唾を飲んで見ている事しかできなかった。
「あ、あっ、ぁぁん」
エッゾは声を洩らすが同時に快感からか目は潤み、ペニスは元気よく立ち上がり直ぐに我慢汁が亀頭の先からぷっくりと姿を現す。
そしてある程度大きくなった我慢汁は重力にひかれて下に下にと垂れていく。
「気持ちいいよぉ〜、もっとぐりぐりしてぇ〜」
しかもそんなエッゾから出た言葉はやめてくれという言葉ではなく、彼らにもっと自分を気持ちよくさせてくれという懇願だった。
「成りはちっこいのに中身はとんだ淫乱小僧だ。いい感じに頭のねじが飛んでるよ」
そう言って俺らの検分は終了となった。
そしてエッゾと残り俺ら3人は別々の場所に連れて行かれることになる。
そう俺たち3人はエッゾと今生の別れを迎えたのだ。
ガタガタガタ……
エッゾと別れてから俺たちは裸のまま檻に入れられさらに馬車に積み込まれた。
御者と門番の会話が聞こえ、先ほど生まれ育った町の門を馬車は潜り抜けたのがわかった。
檻は他にもあり、1つには大人の男性がガチガチに拘束されて横になっていて。他には服を着た2人の女性が入った檻とそれぞれ3人ずつの女の子が入った檻が2つ、自分たちと同じように裸で年上の少年が入っている檻も計6つの檻で荷台はぎちぎちに詰め込まれていた。
そのため、荷台は風通しが悪く蒸し暑かった。
俺らは檻の中で身を寄せ合い三角座りで一言もしゃべらず縮こまっていた。
時折視線を感じて目線をやるとちらりちらりと女の子たちが俺らの裸を見ているのが分かったが、だからといって見ないでくれという事すら面倒だと思ってしまう自分がいた。
馬車に揺られている内にどうやら眠ってしまっていたらしい。
馬車が止まった時の揺れで目を覚ました時には見える景色は夕焼けに染まり夜の帳が下りようとしていた。
馬車はまだ町についていないが今日は街道沿いの野営地で一夜を過ごすようだ。