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転生しましたが体を売って生きてます。
官能リレー小説 - ショタ

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転生しましたが体を売って生きてます。 3

だがそんな状態でも4人もいて落ち着いて観察していれば案外簡単に見つかるものである。

「あった」

遠くに見える出入り口には当然格子が架かっているがそれでも出入り口には変わりない。
リヒトとトールには少し待ってもらって助けを呼ぶため日常に向かう数段の階段を登っていく。

そこから見える景色は・・・
犯罪者の巣窟と言われる街の南東に存在するスラム街の一角であった。
魔物がいる世界では町の防衛措置として行われるのが深い堀と城壁の建設である。
だが町の規模がある程度大きくなっていくと日の当たらない場所、目につかない場所、街の拡充に伴い複雑な路地になってしまった場所。

そういう場所には脛に傷を持つ者や後ろ黒い者が集まってくる。

恐喝やスリ、誘拐・・・ets。

そんな危険な場所から助けを呼ぶ?否である。
無言でうなずき合い来た方へ降りる。

「おチビちゃん2名追加きました〜」
「いらっしゃ〜いww」

しかし戻った先には二人の他に見るからにガラの悪い男たちが居て、リヒトとトールは男たちに捕まっていた。
逃げ場も無く、抵抗するにも手に武器は無く、友達二人は捕まっている。打開するための策もなく詰んだ状態。

恐怖で足がすくんで体が動かなる経験を初めて体験することになった。

俺らが暴れない様に手足を縛りまたアジトを知らせない様に目隠しまでされた状態で運ばれる。
男たちはたった2人が両手に一人ずつ抱え俺らを運んでいる。足取りもしっかりしていて楽々と歩いている。

肌で感じる男の筋肉の感触、地力が違い過ぎるのをただただ実感し絶望感が募るだけであった。
男たちは臨時収入が入ったと浮かれ、リーダーと呼ばれ先頭の方にいる男は俺らを売る先を挙げていた。

そんな話を聞き、リヒトとトールが暴れ出したがそれは男たちを喜ばせるだけであった。

「おうおう、そんなに穴振って、誘ってんのか?だがこんなくっせぇ場所じゃ萎えちまうからな後でたっぷりと楽しませてもらうぜぇ?」

「兄貴ぃ、気を付けてくれよぉ。こんな小さな餓鬼じゃ兄貴の咥えちゃ壊れちますよぉ」

「なら、パリィの咥えさせてやるのか?確かにお前の短小なら傷物になる心配はねぇなぁwww」

男たちのバカ騒ぎが地下道を反響しているが俺は顔を青くして項垂れたいた。
こんな時は前世の記憶や知識が恨めしい。
この後自分に降りかかる出来事が想像できてしまうのだから。
男たちに運ばれること数分、男の一人が壁をスライムを倒すためのあの棒でカーン、コン、コンカーンと一定のリズムで鳴らした。

男が音を鳴らし終わって少しの間を置き上からドサッと何かが落ちてきた音がした。

「お疲れさん。・・・その荷物は?」
「おう、臨時収入が転がり込んだぜ!暫くは美味い酒が飲めるってもんよぉ」

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