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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 92

「はい。宴も酣ではございますが……」
教頭が立ち上がり、そろそろ終結と告げる。教員達は運転代行やタクシーを呼ぶ。
「一人3千円です。」
会費の徴収も行われる。
「百合宮先生もタクシーですか?」
「いえ、私は迎えを呼びます。」
和己は百合宮邸に電話をし、リムジンを呼ぶ。
「あ、和己です。お迎えをお願いしたいんですが……」
タクシーや運転代行を待つ間に机の上にあった料理が大体片付く。
「あ、お先に失礼します。」
リムジンが到着したので和己はその場を後にした。

それから20分後、和己は家に着いた。
「ただいま、お姉ちゃん」
「お帰り和己君」
和己が百合宮の家に着き玄関に入ると、優花が出迎えてくれた。

「お茶づけ作ったから、一緒に頂きましょう」
「ありがとう、向こうで食べたけど軽い物欲しかったんだ」
二人は居間へ行きお茶づけを食べる事にした。

鮭、明太子、少量のあられが乗せられ、出汁とお茶がかけられた通常のお茶づけだが、優花の手作りということもあって、和己は嬉しそうにそれを食べる。
「美味しいよ、お姉ちゃん。」
「ありがと。でも『お姉ちゃん』って呼ばなくて良いわ。隣の部屋で優奈達が寝てるから。」
「あ、そうなんだ。」
そう言い和己と優花はお茶づけを再び食べ始める。
「はぁ……美味しかった。ごちそう様。」
「お粗末様でした。」
優花はそう言うと茶碗を洗いに台所へ向かった。
隣の部屋とこちらを隔てる戸が開く。
「あ〜パパお帰り〜。」
沙耶がやってくる。
「まだ起きてたのか。」
「永子も起きてるよ〜。」
永子がやって来て
「優奈お姉ちゃんも〜愛も〜起きてるよ〜」
と言う。その言葉を待っていたかの様に
「パパ、お帰り。」
「……お疲れ様……」
優奈と愛もやって来た。
「ね〜一緒に寝よ〜。」
「沙耶お姉ちゃん……パパ疲れてるから……」
「永子も〜一緒に寝たい〜。」
そこへ優花が戻ってくる。
「和己君、今日は一緒に寝てあげたら?皆頑張ったんだし。」
「うん。」
和己はそう言い娘達の部屋に入るが
「くっ付いてもいいけど、エッチなことは禁止だからね。」
と釘を刺す。
「分ってるよ〜。」
「沙耶が一番分ってない!」
「沙耶お姉ちゃんも……優奈お姉ちゃんも熱くならないで……」
「今だ〜。永子パパの隣ゲット〜。」
そんなこんなで夜が更けていった。


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