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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 91

「じゃあ伝えてきて。頼むわ優花ちゃん」
和己を食事会に出席させて良いのか美雪は少し考えた。最終的には優花に伝言を頼み、和己を食事会に出席させることにした。
食事会に出席する様優花に伝えさせたのは、美雪が今までの教育方針を反省したからである。つまり、たまには外で交流を深めてくる方が良いと美雪は考えたのだ。

「……ってお義母様が言ってたわ。だから食事会に出席してきたら?」
「え?そうなの?」
和己は驚いて聞き返す。
「百合宮先生、奥様も公認ですし良いじゃないですか。」
この春常勤になったばかりの若い女性教師が言う。
「そうします。優花さん、行って来るね。」
「ええ、行ってらっしゃい。」
和己は他の教員と共に食事会へ向かった。

「皆さん今日はお疲れ様でした。楽しくやりましょう。」
教頭先生の一言で飲み会が始まる。しかし、和己はあまりアルコールに強くないので、カシスオレンジを舐めるように飲むだけであった。
「百合宮先生はあまりお飲みにならないんですね。」
「ええ、まあ『体型』もこんなですから。」
「そんな自虐的にならないでくださいよ。」
談笑しながら飲み会が続く。
「では百合宮先生はこれで。」
教務主任の先生は和己の前に、キ○ン純水白桃を置く。
「お気遣い感謝します。」
「飲み放題ですからね。ソフトドリンクも充実していますよ。」
お通しと枝豆の皿が下げられ、ピザと串焼きが出てくる。
「まだ出てくるんですね。」
「おや?百合宮先生は居酒屋初めてですか?」
国語科の女性教諭が言う。
「ええ、初めてです。」
和己はグラスワインに口をつける。
「それは驚きました。あまりお酒は飲まれないんですね。」
「ええ。」
「大学時代も?」
「そうです。お酒は家で稀に飲むくらいです。」
すると体育科の男性教諭が
「では肝臓を鍛えなければ、日本酒など如何ですか?」
と言い出す。
「アルコール・ハラスメントになりますよ!」
やや強い口調で年配の主幹教諭が言う。
「お腹には入れたほうが良いですよ。から揚げでも召し上がってください。」
和己の隣にいた教師が言う。
「それはよく言われます。」
苦笑しながら言う和己に
「そうだと思います。」
と周囲も同調する。
「失礼します。こちらお鍋に入れ雑炊にしてください。」
ご飯が出てくる。
「早速入れますね。」
和己は率先して作業を始める。
「あ、百合宮先生、お代わりは如何ですか?」
「え〜……ベイリーズミルクをホットカクテルでお願いします。」


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