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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 85

テーブルの端に重ねられた皿は、店員が片づけていくが、風花や沙耶、永子の食欲は旺盛で、皿はどんどん積み重なっていく。
「凄いね……。食べる子は元気になるから良いけど。」
既に殆ど箸が止まっている和己は驚きを隠せない。

「さて、そろそろ帰ろうか。」
香奈が言い、一行は百合宮家に戻る。
「早く寝なさいね。明日は体育祭でしょ?」
優花は母親として娘達に言う。それに娘達は素直に従い、4人はすぐに寝た。
香奈と美雪、そして風花はお弁当の下ごしらえをしていた。
「私も手伝うわ。」
優花が台所に来るが
「優花は和己をリラックスさせる役目よ。」
と香奈に言われ、優花は和己と共に寝室へに向かう。
「さ、和己君も今日はゆっくり休んで、明日のために体力を残しておきなさい。」
「うん。ありがとう。」
和己はそう言い、優花の豊満な胸に顔を寄せ、甘える様にして眠った。


翌日、いよいよ体育祭である。
「宣誓!私たち選手一同は……」
生徒代表の選手宣誓で、体育祭が始まった。
「美雪ちゃん、優奈ちゃんたちはどこにいるのかしらね」
「お姉様、その内出てきますよ」
香奈と美雪は父兄席で孫達がどこにいるか探していた。
「続いて110mハードルです。」
優奈と沙耶が選手入場口に入っていく。
「お姉さま、出てきました。写真撮りましょう。」
「そうね。」
パーン
ピストルの音と共に走り出す。
「今だっ。」
カシャッ
シャッターを切る香奈。
ワアアァ〜ッ!!
突如歓声が挙がる。
「百合宮沙耶さん、新記録更新です!!」

「続きまして100mです。」
「美雪ちゃん、愛ちゃんと永子ちゃんが出るわよ。」
「用意……」
パーン
ピストルの音と共に駆け出す愛。
「はぁはぁはぁ……あ、ビリじゃなかった……」
愛はホッとした様子だ。その一瞬の表情を
カシャッ
香奈がカメラに収めた。
和己はこの時校内の見回りに入っていた。


『これより休憩に入ります。尚、校内は立ち入り禁止です。昼食は指定された位置でお願いいたします。』
校内放送が入った。


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