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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 73

「お先に失礼します。」
部活指導の後、翌日の授業準備も終えた和己は校門へ向かう。
「お迎えに上がりました。」
百合宮家のリムジンが止まっている。
「呼んでないですよ?」
「いえ、優奈お嬢様の一件以来、お嬢様方をお迎えに上がることに致しました。お嬢様方が、お父様もお待ちになることを強くご希望されたので……」
「そ、そうですか。どうも。」
和己はリムジンに乗り込む。
「では出させていただきます。」
「そうだ。体育祭の出場種目は?あ、全員参加の種目は知ってるから良いけど。」
「沙耶はね〜110mハードルと〜障害物リレーと〜選抜リレー。」
「永子は〜100m走と〜障害物リレーだよ〜。」
「優奈は?」
「110mハードルとパン食い競争。それから放送担当。」
「愛は?」
「私は……見せ場無いと思うから……。100m走……パン食い競争……それと救護担当……」
そんな話をしている間に家に着いた。
「お帰り〜。今日は5人で帰ってきたのね。」
優花が出迎える。
「僕の事待っててくれたんだって。」
「その間に宿題やってきたから大丈夫。」
優奈が宿題を見せる。
「そう。もうお夕飯が出来てるからね。」
この日のメニューは
・国産マツタケのマツタケご飯
・キングサーモンの刺身、しょうが添え
・カリフラワー、レタス、サラダ菜の茹で野菜サラダ、柑橘ドレッシング
・栗とカボチャのポタージュ
であった。
この日は優花が美雪に指導されながら作ったメニューであった。
「わ〜凄〜い。このお刺身凄く美味し〜。」
一番喜んだのは沙耶である。
「そうだ。和己君、しょうが好きだったよね。」
優花は和己の皿に自分の分のしょうがを分ける。
「あ、ありがとう。」
「え〜パパってそういうのが好きなの〜?」
永子が不思議そうに言う。
「そうだね。あとゆずとか大葉とかパセリとかね。」
「へぇ〜。」
永子はやや不思議そうに言った。
「食べ物じゃないみたい。」
優奈がそう言うが
「薬味…みたいのが……好きなの?……私は……何となく……その気持ち……理解できる……」
と言う愛。やはり、内面や性格は愛が最も和己に似ている様だ。
「嗜好の話はそのくらいにして早く食べなさい。」
「流石に優花さんの言う事は正論だね。」
そう言う和己だが、
「和己君もちゃんと食べてね。」
「……はい……」
優花は「4人の母親役」だけでなく、「和己の姉役」もこなしていた。

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