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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 8

翌朝、台所には風花が立っていた。
「おはよう。優花。」
「お姉ちゃんお早う。」
「あら、二人ともお早う。」
「風花ちゃん、優花ちゃん、お早う。」
「香奈さん、ママ、風花さん、優花さんお早うございます。」
「皆揃ったわね。」
風花はフレンチトーストとサラダを差し出した。
とりあえず5人が揃った。優奈、沙耶、愛、永子の朝食は、和己と優花が登校した後、改めてメイドたちと一緒にとることになっている。
「ご馳走様。行って来ます。」
「あ、僕もそろそろ行ってきます。」
優花は大学へ、和己は高校へ向かう。和己も高校からは登校するようになった。
「さてと、今度は優奈ちゃんたちのご飯ね。メイド達も呼びましょう。」
二人を見送ると今度は優奈、沙耶、愛、永子の朝食である。メイドと共に大人数で朝食を取る。食事に関してはメイドが関わることは殆どないので、殆ど全てのメイドがここに同席する。
「さ、食べてみて。」
最近料理にハマった風花や時間を持て余している香奈、そして元から料理の手際が良い美雪。いずれもメイドの分まで料理を作るのに苦労はしていない。
「いただきます。」
「わ〜これ甘くて美味し〜い。」
沙耶はフレンチトーストを頬張りながら嬉しそうに言う。
「私もこういう甘いの好きだな。」
優奈も母親(優花)譲りの甘党である。
「ふふ、喜んでくれてよかったわ。」
朝食を作った風花は笑顔であった。
「でも〜たまには〜パパやママと一緒に朝ごはん食べたいな〜。」
永子が言う。
「そう。じゃあお休みの日はそうしましょう。」
香奈はそう答える。
「わ〜嬉し〜。」
永子は喜び
「私も……良かった……」
愛もそう呟く。愛は和己の性格を最も強く受け継いでしまい、やや気弱な性格になってしまっていた。

夕方
「あ、和己君今帰り?」
「優花さん……じゃなくて優花お姉ちゃんも?珍しいね。」
わざわざ言い直す和己。
「ふふ。そっか……いつもこの時間なの?」
「うん。優花お姉ちゃんは?」
「私はいつももうちょっと遅くて次の電車だけど、和己君がこの時間なら早く出てこようかな?」
「僕があわせるよ。宿題とか学校で済ませて来るから。」
「ありがと。ねえ、家まで手繋いで。」
仲の良い姉と弟、或いは恋人同士のように歩く和己と優花であった。


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