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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 69

「わ〜勝った〜。沙耶一番〜。」
「あ……負けちゃった……」
沙耶が大富豪(首位)、愛が大貧民(最下位)となった。
「今日は……だめかな……」
愛が呟く。大富豪の場合、負けると次の試合で強いカードを勝ったほうに渡さなくてはならないので、一度負けると負け続ける。しかし、
「わ……あ、逆転……下克上だ……」
次の試合では愛が大富豪になった。
「愛ちゃんは結構上手なのね。」
絵美が愛を褒める。


「あ、いけない。もうこんな時間。楽しい時間はあっという間ね。私、そろそろお暇しなきゃ。」
ふと時計を見た絵美が言う。
「あらあら、そうなの?」
美雪が言うと
「泊まっていけば?部屋もお布団もあるわよ。」
と香奈が続ける。
「いえ、お夕食まで頂いてそこまでして頂いては……お気持ちだけいただきます。」
「絵美お姉ちゃんまた来てね。」
「ええ、優奈ちゃんありがとう。」
「あ、絵美姉さまクッキー。お義母様がお土産にお持ち帰りくださいって梱包して……」
優花が絵美を呼び止める。
「あら、ご馳走様。」
絵美はそう言い頭を下げると、ハイヤーに乗って帰っていった。


「絵美さん、クッキー喜んでくれた」
「大丈夫ですよ。絵美姉様はあれで甘い物好きですから。」
絵美がクッキーを持って帰ったのを優花に尋ねると優花は喜んでたのを話す。
「そう良かったわ。」
「あっお義母様、今日は和己くんと寝てはどうです」
「え?優花ちゃん如何したの?」
「たまにはお義母様もママ以外の人と、と思ったんです。」
優花は普通の調子で言うが、美雪は狼狽した。まさか結婚した後にこのようなことを言われるとは思っていなかったのだ。
「私個人としては嬉しいけど……」
「良いんです。たまには和己君もきっとお義母様に甘えたいと思いますよ。」
「そう……ありがとう。」
「それから、お風呂はお姉ちゃんが入れるみたいです。」
「え?優花ちゃん大丈夫?」
「はい。」
「そ……そう……」
美雪は心配そうな顔をするが、優花は
「そんな顔されないでください。では失礼します。」
と一旦部屋に向かい、その後美雪の元に戻ってきた。

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