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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 67

翌朝、和己は早く起き、永子にシャワーを浴びさせると先に食卓へと向かわせた。
そして自分もシャワーを浴びると夜更かしをしたまま眠ってしまっている風花と沙耶を起こし、更に優奈と愛も起こし食卓へ向かった。
「あ、お早うございます。早いですね。」
美雪が挨拶をした。食卓には既に食事が用意されている。
「あれ?香奈さんは起きてなかったの?」
和己が言うと
「和己、お姉さまを起こしてきて。」
と言う美雪。てっきり美雪と共に起きていると思い、起こしてこなかったのだ。

和己が香奈と共に食卓へ戻り、朝食が始まった。
「今日はちょっと趣向を変えてみたんですけど如何ですか?」
そう言う美雪。コーンフレークにドライフルーツ、そしてサラダにスクランブルエッグというメニューである。
「沙耶は〜毎日これでもこれで良いよ〜。」
沙耶は大賛成の様子だが
「それは……ちょっと……単調かな……」
愛はやや否定的だ。
「永子は〜なんでも大好き〜。」
「美雪おばあちゃんにしては珍しいね。」
美雪は和己の嗜好に合わせ大体和風の朝食を作っていたことに対し、やや驚いた様子の優奈であった。
「そういう反応ね。また考えるわ。」
美雪は呟いた。

10時頃、優花が帰宅した。
「お帰りなさい。」
「あ、和己君ただいま。昨日はお疲れ様。」
「優花さんこそお疲れ様。」
そこに宅配便が届いた。永子に買ったクマのぬいぐるみだ。
「わ〜来た来た〜。」
「永子こんなの買ったの?」
「昨日パパに買って貰ったの〜。その代わり〜夕飯はファーストフードで我慢したよ〜。」
「だからってパパに物をねだっちゃ駄目でしょ?」
「え〜?」
優花は和己に物をねだった永子を叱りつける。
「え〜じゃありません、おねだりはダメって言ってるでしょう。」
「でも、このぬいぐるみパパに似て可愛いんだもん。」
「……………まあ、買ったのは仕方ないから、今回は大目にみましょう。」
怒られた永子は買ったぬいぐるみが和己に似てると言うと優花はじ〜とぬいぐるみを凝視すると、少し微笑むと許した。

「和己君もあんまりあの子達を甘やかしちゃ駄目だからね。」
「……はい……」
一言和己にも注意する優花。やはり優花は和己に対し、姉の様でありたいのかも知れない。



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