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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 59

翌朝、和己は一番に起き、朝食の用意を始めた。風花から離れたかったわけではなく、優花や沙耶等を置いていくために、気を遣ったのだ。
「あれ?和己君おはよう。」
起きてきたのは香奈であった。
「お早うございます。」
「今日は私が朝食作る筈だったんだけど和己君が朝食作ってくれてるのね。」
「あ、申し訳ありません。僕は今日出かけるので……少しでも……その……」
「ふふ、気を遣わなくて良いのよ。でもせっかくだから和己君にお願いするわ。」
香奈はそう言って食卓に腰を下ろした。

暫くしてご飯、野菜たっぷりの味噌汁、納豆、生卵、味付け海苔といったメニューを和己が食卓に運んできた。
「薬味を切るのでもう少し待ってくださいね。」
和己はそう言い長ネギ、生姜、大葉をそれぞれみじん切りにし、小皿に入れて食卓に並べた。
「パパ〜おはよ〜。」
「お姉さま、和己、お早う。」
娘達や美雪も起きてきた。そして最後に優花が起きてきた。
「皆早いのね……」
優花が食卓に座り、朝食が始まった。
「今日は僕出掛けるからね。」
「良いな〜沙耶もパパとデートしたかったな〜。」
沙耶がそう言うと
「沙耶はパパに酷いことしたから当分パパと二人で行動するのは禁止よ。」
とややきつい口調で言う優花。すると
「優奈お姉ちゃんは〜パパと夕飯食べたから〜永子と〜愛お姉ちゃんも〜デートしてもらえないのは〜不公平だもんね〜。」
永子が言う。
「そう……だね…」
言葉少なに同調する愛。優奈も
「あれは緊急避難だけど、まあ良いわ。」
と長女らしく一歩引いた。
「むう……けち、良いもん。今度頼むもん。」
沙耶は不服だが、一応受け入れる事にした。
ここら辺は二女特有のわがままな性分である。

「沙耶、今日は風花お母さんが遊びに連れてってあげるわよ。」
「えっ、ありがとう風花お母さん大好き。」
不機嫌な沙耶をみかねて風花はどこかに連れていくと言うと、沙耶は機嫌が良くなった。

「全く、お姉ちゃん余り甘やかさないでね。この娘けっこう我儘だから。」
調子の良い沙耶をみて優花は呆れる。

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