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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 56

あっという間に日は経ち、金曜日になった。その日の夕食後、愛と永子が土曜日に和己にデートして欲しいと言い出した。
「永子が〜先に言ったんだよ〜。」
「……私だって……パパと出掛けたい……」
言い争う姿に
「じゃあ3人で行こう。」
と言う和己だが、
「永子は〜パパと二人きりが良いの〜。」
「……私も…デートって……二人でしょ?」
と言う二人。
「う〜ん……じゃあさ、明日の10時から3時までで昼食付きと、5時から10時までで夕食付きの二回に分けよう。」
「「わかった」」
和己の考えた提案に渋々受け入れる愛と永子であった。
「和己君、大丈夫?」
娘の我儘を聞く和己を心配する優花。
「大丈夫、無茶しないから。」
「それなら良いけど、二人ともパパに我儘を言っちゃ駄目よ。」
「永子は〜大丈夫だよ〜。」
「……私も……我が儘は言わない。」
基本的に優花には素直な娘達である。優花とは血の繋がりが無いとは言え、育ての母である優花の言う事に対して娘達が逆らうことは殆ど無い。
「じゃあ明日は愛が先にしようか。」
和己が順番を決める。
「うん……パパ、ありがとう……」
「永子もそれで良いよ〜。」
二人が了承すると
「和己、しっかりね」
と言う美雪。そして、
「和己君、頑張ってね。」
と言う香奈。本当の母親として、娘を泣かせることは許さないという内心も和己は見て取っていた。
その夜、和己がPCで翌週の指導計画を作り終えたところへ風花がやって来た。
「ねえ和己君、もう終わった?」
「は、ひゃいっ!お、終わりましたっ!」
ビクッとする和己。
「まだ私が怖いんだ……」
やや悲しそうな顔をする風花に
「す、すみません。それで御用は?」
と応える和己。
「あのね……最近ご無沙汰だから……今日は私と寝て。優花にはお願いしてきたの。それで、優花には怒られたけど、必死にお願いしたら……和己君がOKしてくれたらって……」
和己は恐怖が甦り一瞬迷ったが、
「……分りました。良いですよ。」
と承諾することにした。
「ありがとう。」
瞳を潤ませながら言う風花。
「いえ。」
和己はそう言いPCを閉じる。
「じゃあお風呂上がったら私の部屋に来てね。」
風花はそう言って部屋を出て行った。



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