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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 41

翌朝、優奈は早く起き
「パパ、ありがとう。」
と和己にキスをすると、台所へ向かった。
「ママ、お早う。」
「あら、優奈早いわね。」
優花は朝食の用意をしていた。そこへ優奈が起きてきたので
「まだ朝食出来てないわ。」
と言う。
「うん。お手伝いするよ。」
「そう……じゃあベーコンエッグでも作ってもらおうかしら?」
「了解〜。」
「あら?永子みたいな答え方ね。それとも機嫌が良いの?」
「うん……まぁ……」
「良いことがあったのね。何となく分るわ。」
優花がそう言うと優奈は
「ええと……ベーコンエッグだよね……」
話題を変えた。
「ふふふ。ベーコンを軽く焼いて、その上に卵を落としてね。どのくらいにするかは任せるわ。」
「半熟にするね。パパが半熟好きだから。」
「そう。二つだけ固焼きにしてね。」
「風花さんと沙耶の分ね。」
優奈はベーコンを焼き始める。

「じゃあ行って来ます。」
和己は電車の時間と授業準備を考え、一足先に聖エルフェディア高校へ向かう。
「行ってらっしゃい。」
和己を見送ったところへ風花が起きてきた。
「おはよう……」
「お姉ちゃんまだ眠いのね。」
優花はそう言って立ち上がり、コーヒーを淹れる。
「お姉ちゃん、これで目を覚ましてね。」
「……うん……ありがとう……」
「行って来ます。」
優奈が玄関で言う。
「じゃ〜行って来るね〜。」
「行って来ます……」
「あ〜永子だけ置いてかないで〜!!」
沙耶、愛、永子も続いて登校する。
「さてと……今日は……そうだエステの予約してあったんだったわ。」
時間を持て余す香奈はリムジンに乗って行き着けのエステへ向かう。

その頃和己は
「皆お早う。今日からは第一次世界大戦の話をします。当時の国際情勢を見てみましょう。当時バルカン半島は……」
日本史Aを受け持ち、現代から見る歴史を教えていた。聖エルフェディア高校の教壇に立つスーツ姿の和己の表情は、先生らしく引き締まっていた。
「センセ〜墺って何〜?」
「あ、オーストリアだね。当時は『オーストリア=ハンガリー二重君主帝国』って言ったんだよ。」
「え?何?もっかい言って。」
「『オーストリア=ハンガリー二重君主帝国』だよ。」

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