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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 38

「このピザ凄いよ〜。みみまでチーズが入ってる〜。」
永子がそう言って和己にピザを勧めると、
「パパ、このネタは〜ミダノアワビだって〜。美味しいよ〜。」
と沙耶も和己に擦り寄る。
「二人とも止しなさい。」
優花が注意するが
「今日くらいは良いよ。」
誕生日ということで許してしまう和己。
「でもね、そんなに一遍には食べられないからね。」
和己は優しく二人を諭す。
「良いなぁ……」
「愛?如何した?」
「……私も……パパにくっ付きたい……」
と言う。
「そっか。じゃあ……」
和己は沙耶の持っているミダノアワビの握りを食べると、
「沙耶、愛と場所代わってあげてくれるかな?」
と言う。
「良いよ〜。」
沙耶は素直にそう言い、場所を譲った。
「沙耶、偉いわ。」
優花は沙耶の頭を撫でる。
「えへへ〜。」
「パパ〜今度はこっち〜。」
和己は永子に差し出されたピザを食べる。そして
「愛は何が美味しかった?お勧めはあるかな?」
ピザに口をもふもふさせながらも、愛に話しかけた。
「パパは……ローストビーフを……食べたほうが良いと思う……」
「それは風花さんにも言われたよ。でもせっかくのお勧めだし、一切れだけ取ってくれるかな?」
和己は愛にそう言ってローストビーフを取らせる。
「ねえパパ、私のお勧めも聞いてくれるよね?」
いつの間にか、永子と優奈が場所を入れ替えていた。
「ああ、ちょっと待ってね。」
和己はローストビーフを食べ
「愛、ありがとう。」
と愛の頭を撫でてから優奈の方を振り返る。
「優奈のお勧めは?」
「私のキス……」
「こぉら!」
すんでの所で優花が優奈の頭を捕らえた。


その日の誕生日は少しぎこちなかったが、何時になく和己達は楽しく過ごせた。
「はぁ……本当の事を言ってよかったのかどうか……」
和己は呟く。言ってすっきりしたという反面、優奈達はどんな気分だったのか……和己は一人問答するのみだった。
「……そろそろ寝るかな……」
和己が横になると
コンコン
部屋の戸がノックされた。
「誰だい?」
ガチャ!!
「パパ〜」
「沙耶どうしたんだい?」
和己は誰だと言う沙耶がドアを開けて和己に近づく。
「今日はパパと寝たいの。良いでしょう〜?」
「良いよ。」
「わあ〜パパ大好き。」
沙耶は甘えた声で和己に頬擦りして和己と寝たいと言い出す。すると和己は「良いよ」とあっさりオッケーし、沙耶は和己に抱き付く。

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