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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 36

日曜日の午前11時。
パーン パパーン パーン
香奈と美雪がパーティークラッカーを鳴らし、誕生日パーティーが始まった。
「4人まとめてだけど、その代わりパーティーは派手にやるからね。」
優花がそう言い、大きなケーキをテーブルの中央に置く。
「じゃあ早速プレゼントだよ。」
和己は優奈、沙耶、愛、永子の4人にプレゼントを渡す。
「え〜開けて良い〜?」
沙耶が訊く。
「良いよ。」
「あ、QUOカードだ。」
優奈が言う。
「凄〜い。」
永子も喜びの声を挙げ、愛は
「ありがとう……」
と和己に言う。
優奈達はプレゼントに大喜びであった。
「今日は大事な事を言いたいんだ。」
「なにパパ。」
「なんなの」
「ふにゅ?」
「………」
和己の重大発表に娘達は注目する。
「……何を聞いても驚かない?」
「え〜それは内容によるよ〜。」
沙耶が尤もな事を言う。
「そうだよね……」
優奈はやや不安そうに言う。
「でも〜そこまで言われて〜聞かないと〜気になって仕方ないよ〜。」
そう永子が言うと
「私も……」
愛も同調する。
「そうだね。……今まで黙ってたけど……4人は異母姉妹なんだよ。」
「どういう事〜?」
永子が言うと和己が答えるより早く優奈が
「ママが違うって事でしょ?」
「「えぇ〜っ!!」」
沙耶と永子は声を挙げ、愛は黙りこくってしまった。
「……隠してて……ごめんね……」
優花がそう言う。その後を和己が引き取る。
「沙耶の本当の母親は風花さん、永子の本当の母親は香奈さんなんだ。」
「「えぇ〜?」」
「私は?」
愛が恐る恐る言う。すると優花が
「愛はね、和己君と美雪さんの子よ。」
と言う。
「じゃあ……私……パパの妹?」
「う〜ん……そういう考え方も出来るわね。」
「あ……あのさ…私は誰の子なの?」
泣きそうな顔で言ったのは長女の優奈である。優奈が泣きそうな表情をするのは非常に珍しい。
「優奈だけは私の子なのよ。」
優花が言う。
「でもね……私は一度だって貴方達を差別したつもりはないわ。貴方達が嫌じゃないならずっと……」
優花は優奈、沙耶、愛、永子の4人を同時に抱き締めた。

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