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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 24

ドドーン
最後の一発が上がった。
「さて……そろそろ戻ろうか。」
和己が立ち上がる。
「そうね。」
優花は会計を済ませ、部屋に戻る。
「沙耶、永子、大浴場へ行くわよ。」
優花は3人で大浴場へ行こうとする。
「は〜い。」
沙耶は着替えと部屋に用意されているバスタオルを持つ。
「優奈と愛はお部屋のお風呂でパパと入りなさいね。」
「良いな〜。」
永子はちょっと不満そうに呟いた。

カポーン……
「ねえパパ、もしも私たち一人だけ無人島に連れて行くとしたら誰と行く?」
入浴しながら唐突に訊く優奈。
「お姉ちゃん……」
愛は唖然とする。
「急に如何した?」
「沙耶と永子はパパにべったりだからちょっと不安。」
(そっか……優奈も甘えたいんだな……)
「私は……置いていかれちゃう…かな?」
愛が呟く。
「それは……」
「じゃあパパは私を置いて愛と行く?」
「う〜ん……」
普段あまり和己に言い寄ることのない二人の心の内を少し覗いた気がする和己であった。



その夜、疲れからか娘達は一つのベッドに4人で固まって眠ってしまった。
「仕方ないわね。」
優花はそう呟き、
「こっちのベッドで一緒に寝よう。」
「うん。優花お姉ちゃん。」
「ふふ。」
二人で寄り添うように横になり、優花はすぐに寝息を立て始めた。しかし、和己は眠れないで居た。
どれくらい経ったであろうか、ふと優花が目を覚ました。
「ん……あれ?和己君、眠れないの?」
「うん……」
和己は入浴時、優奈と愛が言ったことを優花に話した。
「……そう……。あの子達も色々考えてるのね。」
優花はそう言うと和己を抱き締めた。
「和己君も凄く悩んでるんでしょ?でも今夜はゆっくり眠りなさい。」
優花は母親のような眼差しで和己を見つめ、一晩和己を抱き締め続けた。
翌朝
「んぅ……あ、パパお早う。」
「おはよう。」
何事も無かったように優奈、沙耶、愛、永子は起き、朝食に向かった。




※ここから少し時が飛びます。
〜翌年〜
時は流れ、優奈、沙耶、愛、永子は揃って聖エルフェディア付属小学校に入学した。
また、和己は聖エルフェディアの校内特別推薦で聖エルフェディア大学、文学部史学科に合格。同時に教職課程も登録した。

〜4年後〜
和己は首席でこれを卒業し、聖エルフェディア高校の日本史教師となった。私学としては異例の初任で専任というものであった。

〜更に2年後〜
時は流れ、優奈、沙耶、愛、永子は揃って聖エルフェディア付属中学校に入学した。



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