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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 23

「ね〜パパ〜この『お勧めコース』って高いけど美味しそう。」
「あ〜永子もそれにしたい〜。」
沙耶と永子が両側から擦り寄って来て両腕に抱きつく。
「沙耶、永子、よしなさい。」
優花がそれを制止する。
「「はぁい」」
素直に言う通りにする二人。
「え、あ……『お勧めコース』だったよね……二人はこれにしようか。」
オードブル、スープ、パスタ、メインデッシュ、デザートが一つのコースになっている。デザートは数種類から選択することができるのだ。
「優奈と愛はどうする?」
和己は向かいの二人に訊く。
「ええと……私も……それにする……」
愛が応えた。そして
「じゃあ私も乗るわ。」
優奈も言う。
「だったら6人ともそれで良いんじゃない?」
優花がそう言うが
「食べきれるかな?」
と言う和己。
「すいません、『お勧めコース』お子様サイズが4つと控えめサイズが一つ。通常サイズが一つ。」
優花は注文する。
「控えめサイズ〜?」
沙耶が聞き返すと
「それは僕の分だね。」
と言う和己であった。
「かしこまりました。では失礼します。」
ボーイはテーブルにナイフとフォーク、スプーンを並べた。
「こちらオードブルでございます。」
生ハムのカナッペが出された。
「ナイフとフォークは外側からね。」
優花が娘達に言う。やはり優花は財閥の「ご息女」だけの事はある。
「スープでございます。」
スープはタマネギ、カボチャ、人参等のポタージュであった。
「ペペロンチーノでございます。」
「永子、フォークに巻くのが大変ならスプーンを使いなさい。ここは正式な場所じゃにないからスプーン使って大丈夫よ。」
優花はかなり母親らしくなってきている。
「すみませ〜ん、野菜ジュースください。」
永子が手を挙げる。
「かしこまりました。」
常にボーイが立っているのでこの辺はスムーズである。
「子牛のフィレステーキでございます。」
「そろそろデザート決めなきゃね。」
「私……チョコムースが良い……」
珍しく真っ先に愛が発言する。
「じゃ〜抹茶アイス〜。」
沙耶が言う。
「バウムクーヘン。」
優奈が言うと和己が
「アプフェルシュトゥールデル。」
と言う。すると
「永子もそれにする〜。」
「じゃあママもそうしよう。」
舌を噛みたくないのか、省略して注文した。


デザートも終え、和己と優花はホットコーヒーを、優奈はミルクコーヒー、沙耶、愛、永子はレモンティーを飲む。
「美味しかったね〜。」
沙耶が満足そうに言う。
ヒュルルルル……ドーン
「あ〜花火大会だ〜。」
実際はここからの眺めが一番良いのだ。
「暫く眺めてようか。」
ドドン パーン
「凄い……」
愛は口の中だけで呟いた。

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