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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 20

まあ、何だかんだで子供達は和己が好きなのであった。

「暑いわね。皆、何か飲みに行くわよ。」
もみくちゃにされてる和己を見て優花は、助け舟を出すかのように汗をハンカチで拭う。そして喫茶店へ行くのを和己と娘たちに言った。
「そ〜だね〜。パパはちゃんとお昼食べてないし〜。」
沙耶は素直にそう言い、優花の手を握る。
「ママ、早く行こう。」
優奈も優花の手を握る。
「永子……苦しい……」
背後から抱き付いた永子は、いつの間にか和己の首に腕を巻きつかせていた。
「あ〜ゴメンなさ〜い。」
永子は慌てて離れる。そして
「永子、こっちにおいで。」
さりげなく優奈が永子を和己から離す。
「優奈……ありがとう。」
「ふふ。」
すると愛が
「パパ……手繋いで……カフェまで……私だけの……パパで居て欲しいな……」
と赤い顔をして言う。
「……そうだね。永子や沙耶に内緒だよ。」
和己は愛の手を取る。

カランコロン
「いらっしゃいませ。」
喫茶店に入る6人。
「……パパ、ありがと……」
小さな声で言い、そっと手を離した愛。
「6人で座れる?」
「はいどうぞ。」
優花と和己が向かい合って座り、優花の右に愛、左に沙耶。和己の右(沙耶の向かい)に優奈、左(愛の向かい)に永子がそれぞれ座った。
「じゃあメモ取るから決めてね。」
優花がメモ帳とペンを取り出す。
「抹茶ムースとアイスティー。」
優奈が早速決める。
「え〜とね〜……あ、これにする。クリームソーダ。」
沙耶が決める。
「永子も〜それが良い〜。」
「じゃあクリームソーダ二つね。愛は?」
「ええと……チョコアイスと……ミルク。」
「パパは〜?」
永子に促がされ
「イチゴタルトにしようかな。」
と言う和己。
「私はアップルパイにしよう。」
優花は店員を呼び
「これ全部、伝票は一つで良いから。」
とメモを渡した。
「あれ〜?パパとママ飲み物は〜?」
沙耶がそう言う。
「そうね……和己君如何する?」
「じゃあアイスティーを。」
「そうね。アイスティー二つ追加。」
「はい。かしこまりました。」
店員は伝票に書き足し、下がっていった。
「沙耶、良く気付いたわね。偉い偉い。」
優花は左手で沙耶の頭を撫でた。
「えへへ〜。」
沙耶は嬉しそうに笑う。その時
「早く来ないかな〜?」
と両脚をぶらぶらさせながら言ったのは永子であった。

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