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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 18

「う゛〜頭痛くなってきた〜。」
沙耶がそんなことを言うと
「だから……無理なんだよ……」
愛が控え目に窘めようとする。
「むぅ……パパ〜頭痛くなってきちゃった〜。パパ〜頭撫で撫でしてよ〜。」
沙耶に言われ、和己が沙耶の頭をなでると
「沙耶お姉ちゃん……ズルイ……」
と呟く愛。
「じゃあ愛にはサービスだよ。」
和己が愛をハグする。すると今度は
「あ〜お姉ちゃん達ばっかズル〜イ。」
と末妹の永子が怒り出す。
「分ったから……」
和己は永子にもハグする。
「永子はすぐ駄々こねるんだから……」
優花はやや呆れた声で言う。
「そろそろ次に行きたいんだけど?」
やや不機嫌な優奈の声がする。和己はその様子を見て
(今夜は優奈と入浴して、機嫌をとったほうが良いかな?)
と考える。さりとて襲われるとは思っていないが。

「ふふふ(優奈達ったら必死ね。でも、和己君は私の物だから無駄よ。)」
和己と娘達のやり取りを微笑ましく眺める優花。
和己が自分から離れると思ってないから余裕なのだろう。
「(でも、ちょっと癪ね)」
「なんだか疲れたよ〜。」
沙耶がそう言うと
「そうだね〜。」
永子も応える。
「考えすぎるからよ。」
長女の優奈は二人にそう言うが、
「でも……こういうの……私は……凄く面白いと思う……」
と言う愛。
「そういう反応か……なるほど。」
4人のやり取りを眺める和己。
「次は〜?」
永子が優花に訊く。
「観覧車よ。」
優花はまた歩き出す。
「優花さん、この観覧車、一つのゴンドラに4人しか乗れないよ?」
「うん。だから私たちは下で待ってましょう。」
「じゃ〜行って来るね〜。」
沙耶が手を振る。
「わ〜楽しみ〜。」
永子も喜んでいる。
「ちょっと……寂しいな……」
愛はやや不安そうだが、
「手繋いでよう。」
と優奈が愛の手を握る。この辺りは流石長女である。

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