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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第四部】〜和己のその後〜 106

「ところで風花、そのフリッター結構たくさんあるわね。」
香奈が言うと、
「これくらいないと足りないわよ。」
と返す。これを聞いて優花が
「そういえば和己君と愛は結構少ないみたいだけど大丈夫?」
と言うが、和己は
「僕はもともと少食だからね。」
と言い、愛は
「……デザートも……ほしいから……」
と言う。
「永子も〜デザート食べるよ〜。愛お姉ちゃんもっと食べないと〜お肉がつかないよ〜。」
「でも〜永子には〜言われたくないと思うよ〜。」
「ちょっ、沙耶!永子がかわいそうでしょ!!」
「わ〜ん、優奈お姉ちゃんのは〜フォローになってない〜。」
四姉妹の言い合いに
「ふふ。」
美雪は微笑を漏らしただけであった。
「和己君、一口あげるね。」
優花がヴィナーシュニッツェルを和己の皿に一切れ分ける。
「うん。はむっ……あ、バターで揚げてあって美味しい。」
「気に入って良かったわ。もっと食べる?」
「揚げ物ってあんまり食べられないんだ。ごめんなさい。」
「そう。無理しないで良いわよ。」
そんな話をしているとウェイターがやって来る。
「失礼します。デザートは如何でしょうか?」
「食べた〜い。」
「永子も〜!」
沙耶と永子が手を挙げ、メニューを受け取る。
「ん〜とぉ……」
「もう……」
食べながら見るのは行儀が悪いと言おうとした優奈だが、香奈も美雪も笑顔でそれを眺めているので、ここは大目に見ることにした。
「僕もデザートも頼もうかな。」
「じゃあみんなの分まとめるから順番に言って。沙耶と永子は決まったかしら?」
優花が紙とペンをと出す。
「私は〜ミルクプリンにしたよ〜。」
「永子は〜ザッハトルテ〜。」
「了解。和己君は?」
「ミルクプリンで。」
和己が言うと
「私はホワイトフォンダンショコラね。」
風花が言う。
「ママとお義母様は?」
「抹茶ソフトで良いかしら?」
「あ、私も美雪ちゃんと同じので。」
「優奈と愛は?」
「イチゴのババロア。」
「私は……マンゴームース。」
全員の分を書き終えると優花が
「私はティラミスにしようっと。」
と言い、
「……あ、飲み物は紅茶?コーヒー?」
と再び問う。
「永子は〜紅茶〜。」
真っ先に永子が言う。
「じゃあ紅茶は挙手。……お義母様とママ、それからお姉ちゃん以外紅茶ね。紅茶が6のコーヒー3っと。」
優花はメモを店員に渡した。
「少々おまちください。」
そう言うと店員は下がっていった。


昼食を終えた一行は百合宮邸へ向かう。
「お腹一杯で眠くなってきちゃったわ……」
そう言い香奈の瞼が落ちたのを皮切りに、(無論運転手は寝ていないが)優花と和己を除く全員がリムジンの車内で眠りについた。
「みんな寝ちゃったわね。」
「運動会と旅の疲れだよ。」
「和己君は平気なの?」
「うん。優花さんっ、じゃなくて……お、お姉ちゃんは?」
「私も平気よ。」

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