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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 955

「やだぁはお父様ったら、私はお父様以外の人を父親だなんて思ったことは無いのよ…」
笑いながらではあるが香澄は強い口調で言う…

「ああそうだな…香澄は私のかわいい娘だ…」
和彦さんは目尻を下げる…
こんな顔…会社の人間は誰も見たことは無いんだろうな…

そのあとは、特に由乃さんについて話すことはなかった。
おそらく彼女本人も不安がある程度取り除かれたと思っている。

夜も深まり、和彦さんが由乃さんを連れ自分の部屋に戻っていく。
それを見送った後、ようやく肩の力が抜けた気がした。

「よかったのかな」
「はい」
香澄が笑顔で言う。それにしても強い心を持った人に育ったものだ。

シャワーを浴びようと浴室に向かう。
「匠さん…私も…」

「あっ、いいよ…」
香澄と一緒に風呂に入るのは久しぶりだ…
やっぱり自分の家では家族の手前、そんなことは出来なかったからね…

香澄を背にそそくさと服を脱ぐ…
セックスの時と違い、素の状態の裸を見られるのはなんだか照れ臭い;…

香澄はそんな僕を気にすることなく服を脱いでいる。
出産を経験してその後…さらに豊かになった乳房に釘付けになりそうだ。

「ふふっ、どうされました?」
「いや、別に…」
香澄もエステ使っているのかな、きめ細やかな肌がさらに磨かれているようだ。

そんな香澄の裸を見てピクッと股間が疼いてしまう;…
まあそれだけ僕もまだ若いってことなんだろうけど、出来ればここでこうなって欲しくは無かった;

「どうしたんです?モゾモゾして…」
「あっ、いや…」
僕はソレを隠すようにして蛇口の前に腰掛ける…

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