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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 1169

これだけ見ると栞は懲りた様子はなさそうで、今もそういう関係にあるのでは?と勘ぐってしまう。
姉妹の寝取り寝取られは勘弁して欲しいものです、お願いしますよ…

「まあ匠兄ぃもこのリビングで弥生さんとサカってた過去があるから、お互い様じゃない」
「まあな…」

数年も前のこととはいえ、あれは妹たちには申し訳なかったと思う;…
栞たちと違い、1回や2回のことではなかったしな;…

「まああの時の僕と違って二人とも大人なんだから、その辺のことはちゃんと考えて…」
ホント、これが僕の切なる願いだ。

「やだぁは…匠兄ぃったら何心配してるの?…」
はぐらかすのか?…栞さんよ;

「まあ二人のことは私が目を光らせているから、匠兄ぃはお母さんの方を頼むはよ…」
何気に頼んでくる梓…

「おい;それって…知っていたのか?…」

「お母さんと新庄さんのことは…ここにいる皆が知っているは…」
「き、恭介もか?…」
「あっ;はい…何かすみません;…」

「あらぁ恭介君が謝ることは無いは…この家でそれを知らないのは…お父さんだけだもの…」
親父は知らないのか…それはちょっと安心するけど…

「あの二人はそんなに頻繁に?…」
「ええ…それにお母さんって顔に出やすいじゃない…」
嘘のつけない性格…良く言えばそうなんだが;…

「それなら親父だって勘づいているんじゃないのか?…」
お袋の1番近くにいるのは親父なんだし…

「そうかもしれないけど…そんなこと聞けないもの…」
確かに、親父にお袋が若い男と浮気してることを知っているのか?…なんて聞ける訳無いか;…

 


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