ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 934
「うふふ、こっちも…せっかく時間もあることだし、匠さんにサービスしちゃいます♪」
サービスって、なんなんでしょうかね…
「服を脱いでお部屋で待機していてください」
澪さんはそう言って奥の部屋に消えた。
僕は周りに誰もいないと確認してマッサージルームへと向かう。
言われた通りにパンツ一枚になって待機する。
こんなことになるなら、蘭ちゃんに薦められたパンツを穿くべきじゃなかったと、鏡に写るその姿を見て後悔もする;…
こんなエッチなパンツを、普段に穿いてる奴とはちょっと思われたくはない;…
僕はそのパンツも脱いで素っ裸になって膝を抱えた;…
「お待たせしましたぁ〜!」
数分後、澪さんが声を弾ませて戻ってくる。
「えっ!?」
その姿に驚き、同時に息をのんだ。
やってきた澪さん、その姿は青のセクシーなビキニ。
「匠さんに久しぶりにするので、サービスしたくて」
「そ、それは…う、うれしいな…」
まあぁ男としてはそれは願ったり叶ったりではあるんですが…そのビキニって…余りにも布面積の割合が少なくありません;?
「いやだぁ匠さんったら…服を脱いでって言いましたけど、何もパンツまでお脱ぎにならないでも…」
あっいえ;…
いえ、パンツを穿いている方が、返って厭らしく見えることって…あるんですよね;…
「ふふっ、でも匠さんの裸が見れるのなら…早速始めましょうかぁ」
僕はそのままベッドの上にうつ伏せになる。
澪さんが僕の肩、背中にかけてゆっくりと揉み解してくれる。
最近は疲れがたまっていたのか、それが心地よく感じた。
「うん…すごく気持ちいいよ」
「匠さん、結構お疲れですね」