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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 926

「特に違いなんてないけど、私たちの部屋は南塔に集まってるんだ」
「舞は純さんが辞めてからは個室ですね」
「…いいのか悪いのか」

「ソフィアちゃんのルームメイトは?」
「萌ですよ」
基本的には2人部屋なんだね。
「じゃあ、行ってみますか〜」

まあそれもいいよね…
何処に誰の部屋があるのか知っておくのも、今後何かの役に立つかもしれないしな…

「東塔と南塔には私たち従業員が…西塔の最上階にはご主人様の寝室があるんですよ…」
ああ、あのエレベーターで上がって行った、最新設備が整った塔が西塔って訳か…

「西塔はこのお屋敷の中で1番高くて、屋上にはヘリポートまであるんです。」

そこからセントレアまで行って、海外出張することも少なくないんだな。
和彦さんは激務じゃないか…社長ってもっとどっしり構えているものだと思ってた。

それぞれの塔は渡り廊下で繋がれている。
「ここから南塔ですよ〜」
各部屋にはネームプレートが付いていて、さながら学生寮のようだ。
僕の会ったことのない人だって当然いるのだろう。

ちょっとなんだか緊張する…
2人に気づかれないように髪を整えたりもする…

「やっぱここにはメイドちゃんだけってことでも無いんだよね?」
「クスッ…もちろんでぇすよぉ〜…こんなにいっぱいメイドばかりがいたら、それこそ御主人様の趣味を疑われちゃいそうじゃありませんかぁ〜」

まあね。
まさか和彦さんがそういう趣味であるわけが…
涼香さんだったら自分で何でも作ってしまうとかがありそうだけど。

「メイド以外のスタッフというと?」
「弥生さんの下にいる食堂関連、澪さんとか彩乃さんとかヘルスケア関連、お掃除の方に運転手、警備、いろいろです」
「そんなにいるんだ」

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