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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 918

この人はいつになっても色気より食い気なのでしょうな。
しかし園遊会とは、和彦さんと由乃さんがそういう知名度と地位を持った人だというのを改めて思い知る。

「由乃さんはお母様のことはご存知でした?」
香澄は突っ込んだ質問を投げかける。
「ええ、涼香さんは年齢も近いので…あるオーディションで最終選考で負けてしまったのですが、その相手が彼女だったのよね…」

うわぁそんなご縁があったんですか;…

「それじゃあ…お母様とはその頃からライバルってことだったんですね…」
香澄さん;…ちょっと刺がありゃしませんか;…

「そうね…周りにはそう見る人もいたは…でも私と涼香さんは本当にいいお友達になったの…」

そう言う由乃さんは温かな笑顔のままだった。
これは上辺だけのことなんかじゃない、心からそう言えたってことなんだろう。

「彼女はモデルとしての活動が多かったけど、きっと女優でも天下をとれたと思う。でもそうしなかったのは、私がいたからなのかなって」
由乃さんは天井を見上げる。
「そんな涼香さんと、和彦さんに出会えたのも、運命だと思うの」

「まあある意味涼香が私たちが結び付くきっかけとなった…彼女が涼香に出会った方が私よりも先だったからな…」
和彦さんがしみじみと言う…

「ええ、園遊会の席で初めて和彦さんにお会いした時…“ああこの人が涼香さんが言っていた人なんだは…”と、感激しましたもの…」 

「涼香さんが海外に旅立ったという話は…」
和彦さんの前では聞きにくい話だが、思い切って触れてみる。

「涼香さんにも夢があるから応援しているわ…でも一緒について行ったのが和彦さんじゃないのには驚いたけど…」
「そうですよね…」

…涼香さんと一緒に行ったのは伊藤さん。
待てよ、純ちゃんの知っている伊藤ってまさか…

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