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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 911

「あれっ…これって?…」
「もちろん青山コーポレーションで取り扱っている下着の数々ですはぁ…」
「へぇ〜やっぱり自社の商品を取り揃えるもんなんだ…」
「ご主人様にそうしろと言われた訳では無いのですが、匠さん用には一応そうさせて頂きました…」
「ん?…僕用にはってどういうこと…?」
「それゃあそうでしょう…匠さんは青山コーポレーションの男性用下着の営業マンなんですから…」

…そこのあたりの気遣いはありがたいのか、余計なのか。
並べられるそれの中には、僕のよく知る人が企画したであろう生地の薄い布面積も小さいものもある。

あ、なんだ、ごく普通のもあるんだね。
僕は無難にそれを手にとる。
「もらってもいいってこと、だよね?」
「匠さんのためにオーダーしたものですから」

「それじゃこれにするよ…一番穿きやすそうだしねぇ」
「いえ、それではせっかくの匠さんの臀部の形が台なしです…よかったらこっちになさった方が良いかと思います…」
強い口調で言う蘭ちゃん…
そこまで言われたら断ることなんて出来ないよ;…
てか“臀部の形”って…要するに僕の“尻の形”ってことだよな?;…

「別にフィットしなくても…余裕があるのもいいじゃないか」
「こっちの方がいいですよ〜」
香澄まで…いや別の、さらに過激っぽいのを持ってこないで!

…下着だから見えないし多少はいいでしょ、と言いたくなるけど皆からの期待の視線が…仕方なく数枚試してみるつもりで更衣室の中に入る。

これじゃ会社で新作を試着するのとたいして変わらない;…
女の子って、結構この手ぐらいの小さいエッチなことって好きなのかもしれないよね;…

「一応穿けたけど…」
恥を忍んで更衣室から出る;…
僕がこうでもしないと、先に進まないだろうからな…

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