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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 909

花咲夢乃と家族になる…
それは夢みたいに感じてしまい、今の僕には現実味がないのだけど…

「それじゃあ部屋に戻って着替えましょ…初めて会う時の印象は大切ですもの…」
「あっ、僕は着替えなんてまだ持って来てはいないけど…」
「その心配はいらないはぁ、スーツから下着まで…匠さんのお洋服はなんでも揃っていますもの…」

…心配したのが野暮でしたか?
僕って香澄に自分のサイズとか教えたっけなぁ。
もしかして最初に会ったあの日、ホテルで一式オーダーメイドした時にまさか…

「じゃあ匠さん、衣装室に」
「うん…」
「ついでにデザイナーの蘭ちゃんに挨拶しましょうか」

ああ蘭ちゃんか…
このお屋敷にはあまりにいっぱいの女の子がいるもんで、時々誰が誰だか分からなくなっちゃうよね;

「そうだね…彼女と会うのも久しぶりなんで是非ともそうしたいよ…」
「今日のお洋服のコーディネイトもしていただきましょうねぇ、なんたって蘭ちゃんのセンスは世界1ですものぉ」
世界1のセンスって;…なんだか飛び抜け過ぎていて一般人には理解できないのでは?…

「ところで、蘭ちゃんって青山家のメイドとして雇ったんでしょ?」
「はい、服飾の専門学校に通っていたんですよ」
「新しいメイド服は彼女のデザインですからね」

そう聞いて萌ちゃんのメイド服を見てみる。
少しフリフリの部分が増えたかなぁ。それにスカートの丈は…

前よりもかなり短い。
こんなんじゃ屈んだ時にパンツが見えちゃうよな;…

「なかなか素敵なメイド服でしょ…?、流石蘭ちゃんだって関心するはぁ…」
「そ、そうだね;…」
僕は香澄のセンスも疑いますがね;…

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