PiPi's World 投稿小説

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

の最初へ
 904
 906
の最後へ

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 906

「いえいえ、全然」
「むしろいいものが見れましたね〜」
…後ろで調子に乗る子猫はどうしよう。

「前の職場でセクハラを泣き寝入りで辞めたので…それに比べたら匠さんは可愛いものですよ」
茜ちゃんはちょっと困ったような笑顔を見せる。

可愛いものって;…深読みし過ぎるとサイズってことに思えなくも無いけど;…

「茜ちゃんもいろいろ苦労があったんだね…会社勤めもそれはそれで大変だもんな…」
うちの会社も部署によれば、セクハラとかパワハラとかあるって言うしね…

「匠さんも大変じゃありません?…匠さんの部署は女性ばかりなんでしょ?…」

「まあね、最初はちょっと構えるところがあったけど今はもう大丈夫。友達感覚だね」
「匠さんの職場みたいなところだったら良かったのに…」
「茜ちゃん、職場変わらなかったら匠さんとは会えてないんだよ〜」
「あっ、そうですね…」
いつの間に復活したのか純ちゃんがソファーでくつろいでいる。

腕には二人の子供…意外に子煩悩だったりするんだね。

「それに私は、カッコイイ匠さんのパンツ姿見られるだけでも満足だはぁよ」
夕べも散々見せちゃったんでしょうかね;?…

「男性一人だと試着とかもさせられちゃうですか?」
「あっ、まあそうだけど…今度もう一人男が増えるから、そういうことはそいつの役割になるんじゃないかな?…」
モデル並の体型をした新庄だからな…やっぱり彼女たちもアイツに穿いて貰った方がいいだろうしね…

「試着モデルになる匠さんも見てみたいですけどね」
「もう勘弁してもらいたいところだよ」
…僕の仕事じゃないもんね。

「それより、今日はお客さんが来るって弥生さんが」
「へぇ、そうなんですか」
「私たちがいていいものかね?」
香澄と純ちゃんは知らないようだな。

SNSでこの小説を紹介

年下の他のリレー小説

こちらから小説を探す