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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 895

気心知れた仲良しが集まったって訳だな…

「よかったぁあ、さっきは余り純ちゃんとは話せ無かったから、心残りだったんだぁよ〜」
純ちゃんの元に駆け寄る香澄…
まるでそうするのが当たり前のように、二人はきつく抱擁し合う…

「えへへへ〜、お嬢様、おじょうさまぁあ」
感動の瞬間なのだろうが、僕には少し違って見え始めた。
酒の所為ですっかり出来上がっていた純ちゃんが、香澄の肌にスリスリ、両手が背中からお尻に回っているではないか…
キャラが酔っ払いエロ親父と化している。

「ふふふ、相変わらずね」
その言葉はどういう意味ですかね、弥生さん…

まあ純ちゃんは元々そういう趣向の人であって、唯一の男性経験は僕だけってことなんだから仕方は無いんだろうけど;…
「おいおい;…純ちゃんかなり酔ってやしないか?…」

「やですよぉ〜匠さんも早く追い付いてきてくだぁさいよ〜」
僕がそこまで飲んだら、確実に自分の記憶は失しそうだよな;…

純ちゃん、香澄にベタベタしながらさらにワインを一気飲み。
…それ結構高いでしょ、もっと味わいながら飲みなよ。

「仕方ない子ですね〜純ちゃんは」
香澄は擦り寄る純ちゃんの頭をナデナデする。
「お嬢様ぁ、もっともっと〜」
「はいはい、純ちゃんは可愛いですよ〜」

見た目から言うと全く立場は逆なのに、酒ってやっぱり怖いよな;…
僕も気を着けなければ;…

「嬉しいぃですぅ…もおぉお…眠くなっちゃいましたぁ〜」
そう言うなり机にうっぷせる純ちゃん…

あれれ?…もう眠むっちゃったの?…

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