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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 867

タイプは違えどその美少女ぶりは変わらないよな。
「ああ、僕も暫くご厄介になるけど、よろしくお願いします。」

「もちろんですよぉ、ちゃんとご主人様に申し使っておりますもの、匠さん専用の寝室だってちゃんと用意してますよ。」
あ、香澄と一緒じゃないのかよ…

そりゃ部屋は余るくらいたくさんあるだろうけど、夫婦なんだからゆっくり一緒に過ごしたっていいんじゃないかな…

「では早速」
香澄がスタスタと歩いてお屋敷の中に入る。
「お嬢様、そんなに急がなくても!」
「どこに向かわれるんですか?」

「私と匠さんと、この可愛い娘たちと過ごす新しい部屋…できましたよね?」

「ええ、お子様たちも一緒のプレールームのことですねぇ。」
プレールームっておい;…そんなもんが出来ているのかよ;…

「もちろんお嬢様と匠さんが二人っきりでお過ごしになるお部屋も、ちゃんと御用意は出来ておりますよ…」
いやいやそんな部屋をわざわざ用意しなくとも、寝室を一緒にしてくれればいい話しなんですけどね;…

さすが住んでる世界が違うとスケールも違う。
僕の実家で暮らすとしても同じ二世帯同居という言葉で括られるのだろうけど、レベルが全然違う。

「3階にございます」
桜ちゃんがいつの間にか先頭に立って案内してくれる。
家の中にエレベーターがあるのも普通じゃないからまだ慣れないなぁ。

この家ではこれが普通なんだろうけど、子供のことを考えるとここで育てていいのかちょっと不安になる…
まあ和彦さんにも花咲夢乃というパートナーが出来ることだし(?)…僕が同居を決めた時とは状況は変わってきているからな…

ちょっと様子を見て、あまり子供を育てる環境にそぐわないようだったら、別居も考えた方がいいかもしれないな…

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