PiPi's World 投稿小説

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

の最初へ
 834
 836
の最後へ

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 836

「生地とこれの間に余裕がなくてちょっと痛い感じもするかな…」
「ふぅむ、そうですかぁ」
一度モニターに向かってデータを打ち込む沙織ちゃん。
「次の、穿いてください」
…こんなやり取りがしばらく続いた。

どのパンツもそう大差なくて、ぴっちりとしたもので少々きつかった。
沙織ちゃんも胸を寄せながら近くで観察するので、そこが収まるはずもない。

「これで、全部出来ました…これでいいかな…」

「はい…やっぱり今日夏子さんに提出した製品がよかったのかしら?…」
「それってここには無いの?…」
「残念ながらここにあるのは全て一点だけなんです…あれは夏子さんに渡してしまったのでここには無いんですよぉ…」
まあ僕としては、もう穿き替えなくて済むなら、それはそれでよかったけどね…

「すみません匠さん、明日の朝あの製品、もう一度穿いて貰えませんか?…」

「いいけど、明日の朝?」
「はい、一応、確認の為です」
…何の確認なのかはよくわからないんですが。

そんなわけで沙織ちゃんが持ち帰った仕事もひと段落した。
「匠さんのおかげで徹夜は免れましたよ〜」
「沙織ちゃん、あんまり無理しなくていいんだよ?」
うーんと背を伸ばす沙織ちゃん。

その格好でその姿勢…無防備過ぎますってぇ;…

「私って一つのことに懲りだしたら、“とことん”ってところがあるんですよね…」
「まあ探究心があるっていうのは、悪いことでは無いと思うけど…」
その為にブラジャー姿になって、僕をこんなにしたのは…ちょっとやり過ぎの気もするけどね;…

「そう言って貰えてぇよかったぁ〜、匠さんもちゃんと元気になってくれましたしぃ、もう言うことありませんね〜」

元気って…そりゃ沙織ちゃんのそんな姿見たら…
勃たない方がおかしいと思うよ。

「匠さん、お風呂使いますよね?」
「ああ…いいの?」
「せっかく2人なんですもん…ね?」
いや、ね?って言われてもですね…

SNSでこの小説を紹介

年下の他のリレー小説

こちらから小説を探す