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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 810

葉月ちゃんが潤んだ瞳で見つめてくる。
…これ以上はヤバいな

「葉月ちゃんが、そこまでの決意があるなら、僕も…いいんだけど」
「はい…私、本気でしゅ」
「僕なんかでいいの?」
「はい…匠しゃんに、私の、初めて…」

それを言われると、やっぱり責任を感じてしまうよね;…
出来れば“いい想い出”に残るような初体験を迎えさせてあげたいけど…そんなこと僕に出来るんだろうか?;…

「匠しゃんも…ドキドキしているんでしゅねぇ…」
ワイシャツの上から手を宛てがい、葉月ちゃんはニッコリと笑う。

「それゃあそうだよ…葉月ちゃんに誘われた時から、こうなることを期待していたからね;…」
僕はネクタイを解きながら、正直に言った。

「嬉しい…です」
葉月ちゃんは僕に、可愛く微笑んだ。

ネクタイを外し、ジャケットを脱いで壁のハンガーにかける。
僕に初めてを捧げてくれた女の子は今までにも何人かいたけど、葉月ちゃんは今までの彼女たちとは何か違う思いがあった。

「葉月ちゃん、服脱げる?」

ワイシャツを脱ぎながら僕は聞く。
「大丈夫ですよ…恥ずかしいでしゅから、“いい”って言うまでそっち向いててくだしゃいね…」

「あっ;…分かったよ…」
このまま葉月ちゃんは全裸になるってことだよな?…
僕はワクワクしながらも葉月ちゃんに背中を向け、自分も服を脱いでいった…

ワイシャツのボタンを外し、下着のシャツも、ズボンもパンツも…
後ろでゴソゴソ、モゾモゾ動く葉月ちゃんのことが気になりながらも、僕は一枚ずつ身につけていたものを脱いでいく。

「葉月ちゃん、いいかな?」
「まだ途中でしゅけど、匠しゃんが脱がせてくれるなら…」

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