PiPi's World 投稿小説

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

の最初へ
 797
 799
の最後へ

ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 799

要するにセックスの不一致…美玲ちゃんと新庄はそんなところなんだろう…
もしかして新庄は、無理矢理にでも攻められる行為の方が、萌えるタイプなのかもしれないよな…

「それじゃあ先輩、また飲みに誘って下さい!…」
そう言い、相変わらずの爽やかな笑顔を僕に向け、新庄はエレベーターに向かって行く…
ヤツを見る周りのOLたちの目は、皆ハートマークでやがった;…

…見た目爽やかだから人気者、周りからもてはやされている存在。
美玲ちゃんの苦労はしばらく続くのだろうか。
この中に、新庄を狙っている奴だってきっといるはず…僕には不安な気持ちしか浮かばなかった。

新庄と別れ自分の部署に向かう。
「匠さん、おはようございます」
葉月ちゃんと途中で合流した。

「おお葉月ちゃんおはよぉ!」
「どうでしたぁ?…昨日夏子さんと営業2課の新庄さんと飲みに行ったんでしょ?…」
もう皆知っている訳ね;…

「ああ…別に普通の飲み会だよ、食事メインのね…」
そう、まだ飲み足りない夏子さんを置いて先に帰って来ちゃったもんね…

「なんだそうなんですかぁ〜、期待してたぁのにぃなぁ〜」

「いやいや何を期待するのさ、僕には嫁がいるし、新庄くんには美玲ちゃんって言う彼女がいるんだしさぁ」
「でも、美玲さん…」
「葉月ちゃん、同じ課の仲間なんだから応援してあげようよ…」
「そうですねっ」

オフィスまで2人並んで歩く。
「今度は是非、私も匠さんと一緒に」
「あんまり葉月ちゃんに飲んで酔ってるところ見せたくないなぁ」

「それって裸になっちゃうからですかぁ?…」
グホッ;…
夏子さんですね;僕の恥態を暴露したのは;…

「ぼ、僕の裸なんて…もう見慣れているだろ;…?」
葉月ちゃんの前でも、もう何回も試着させられるしな…

SNSでこの小説を紹介

年下の他のリレー小説

こちらから小説を探す