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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 785

まあ自分の家だけの為に料理人雇っているなんて、一般庶民の恭介が考えられないのも当然だよな…
そんなセレブの生活をしている家なんて、日本に数えるぐらいしか無いだろうからね…

「僕があっちに住むようになったら、お前も来る機会はあるんじゃないか?…」

女癖が悪くはなさそうだし、それだったらまあメイドちゃんたちに紹介してもいいからね…

「僕なんかがいいんですかね?」
「梓は向こうの子たちにも顔が知られているし、その旦那だったら歓迎されるんじゃないか…?」

…ただ、啓くんとは違う男がやってきたらどう思うかはわからないけどなぁ。
特に雪ちゃんあたりはあの2人を応援していたフシがあるし。

「お兄さんにそこまで言って貰えるなら、メイドさんたちに会いに行かなきゃいけませんね!」
いや;…“そこまで”なんて言われる程、誘ったつもりは無いんだけど…”な

「ぁ;ああ、機会があったら声掛けるよ;…」
「はい!…それって何時です?」

草食系だと思っていた恭介が、ここまで食いついてくるとは思わなかった…
やっぱコイツつも“男”てことなんだよな;

「具体的にいつ行くなんて決まってないよ。梓の了承も必要だろ」
「あ、そうですよね…」
早まる恭介を諌めるように言う。
それこそメイドちゃんたちに夢中になって梓と関係悪化なんてことになるのは避けたい。

「お前の好みがわかった気がするな」
「えっ?」

「メイドみたいに“ご主人様〜“って何でも聞いてくれる子が好きなんだろ?…」
「あ;…ど、どうして分かったんですかぁ;…」

「それゃあ分かるよ。あの家にはメイド以外にもいろんな職種の女の子たちが働いているのに、お前ったらはなっからメイドメイドだもんな…」
「ぁ…;いや…そうでしたかぁ?」
「まあ仕方ないさ…何でも聞いてくれる女の子は、男の憧れだからな…」

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