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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 77

「あ〜こんにちはぁ〜香澄ちゃんよぉねぇ?!長女の葵ですぅぅ。」
あ、そうか…葵は夕べ遅かったから会ってなかったのね。

「こちらこそ挨拶が遅れてすみません。昨日は突然にお邪魔して、その上お姉さんに断りもなく泊めていただいてぇ…」
…およ?香澄ちゃん…ちゃんと挨拶できるんじゃないかぁ〜

「いいのいいの!匠兄ぃの彼女だったら、家族も同然だよ。ねぇ、栞?」
「そだね。梓の彼氏くんだってもうそんな感じだし」
へぇ、啓くんってずいぶん前から来てたのか。

香澄ちゃんは栞のゲーム画面を覗き込んでいる。
「それよりも、匠兄ぃはこれからどうするの?」
「うん…とりあえずどこか就職先を見つけないとな…」
向こうに聞こえない程度の声で葵と話す。

「そう言っても、何の取り柄も無い匠兄ぃが再就職って、難しくない?」
…相変わらず、痛いとこ葵はついてくんだよな…
「ああ、直ぐにとはいかないかもしれないけど、今度は自分の納得いく職場を探したいと思ってんだ…」
「そうかぁ、どこかいい所が見付かるといいけどね〜…あ、そうだ!啓くんのお父さんに頼んで、青山家で働かせてもらえばいいんじゃない〜?」
…あ、そういうことなら、わざわざ啓くんに頼む必要も無いんですけどね…

…とはいえ、香澄ちゃんや啓くんなど『身内』の力に頼ることはあまりしたくはない。
この話はどうしようもなくなったときのための最終手段にしておこう。

「わぁ〜、栞さん強いですねぇ〜!!」
「えへへー、私が強いんじゃなくて私のポ○モンが強いんだよー」
相変わらず向こうの二人は楽しそうだった。
ゲームに興味がありそうなところ、やっぱり普通の女の子なんだな…

こんなにも無邪気で、幼い少女のような香澄ちゃんが、一旦セックスが始まると、あんなにも妖艶な女へと変貌するのだから、女ってやっぱ凄い…と思ってしまう…
考えてみると、ここにいる栞や葵だって、年齢からいっても処女な訳も無く、特別な男の前では香澄ちゃんみたいにあんな表情をして、聳え勃った男のモンを受け入れているんだろう…と思うと、兄としては複雑な気持ちにもなる…

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