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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 758

「ふふふ、早かったでしょう!」
「いくらなんでも早すぎだと思います」

美玲ちゃんの姿は、バスタオルを身体にまとっただけ。
ああ、普段はわからないけど、スタイル良いんだなぁ。
そしてオフィスでは見ることの出来ない100%スッピンの美玲ちゃん。
もちろん可愛い。

「なんでもぱっぱと済ましちゃうですよ…長風呂なんて時間の無断ですもん。」 
確かに会社でも、あっという間に飯食ってましたよね;…

「それってもしかして…風呂とか飯以外でも?…」
「それゃあそうですよぉ、何事に対しても早く済ませるのが私の主義なんですよぉ♪」

ってことは…彼氏との“交わり”もってことなんだろか?…;

そう思うと彼氏としてはもっと長く味わいたいのがすぐに終わっちゃうのでは…
関係が終わってしまうのもやむなしと思っても仕方のないことなのだろうか。

…何事も早く済ます…いいこともあるけど、それじゃダメなこともあるんだよね。
美玲ちゃんにそれを教えるチャンスということか?

「匠さん」
美玲ちゃんは僕の隣に寄り添い、横になる。

それは正しく…“さっ、どうぞ!”っと言っているようで、ムードも何もあったもんじゃ無い…

「さあぁ、匠さぁ〜ん…」

やっぱりそうかよ;…
今までは美玲ちゃんに同情してたけど、これじゃ彼氏がその気が起きないのも分かる気がするよ;…

いつの間にか顔も見たことない美玲ちゃんの彼氏に同情してしまう自分がいた。
2人が幸せになるために、美玲ちゃんに教え込む必要がありそうだな…

「匠さん、早く…」
悠然と構える美玲ちゃんの身体を抱き寄せ、不意に唇を奪い、その手で胸を揉む。

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