ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 683
「そうなんだ…弟さんがいるんだね…」
「はいまだ大学生なんですけど、バイトで塾の先生なんかやっていて、生意気にも結構稼いでいるんですよぉ〜」
ん?…塾の先生……?
どっかで誰かが言っていたような…?
記憶を手繰り寄せて…
…あっ
さっき、梓が言ってたな…彼氏が塾でバイトしてるって…
「その弟さん、来年の春から教師になるとか?」
「ええ、そうですよぉ、すごいですよねぇ」
ニコニコと笑う佐織ちゃん。
まさか、互いの弟と妹がお付き合いしてるなんて思いもしないよね…
まあ塾の先生なんて五万といるし、佐織ちゃんの弟が梓の腹の子の父親なんてことは針の穴に糸を通すようなもんだな…
「私の弟が…どうかしました?…」
「あ、ごめんごめん…なんでも無いんだ;…さぁ!続きをヤらなくちゃだよな…」
梓と佐織ちゃんの弟のことは一先ず置いといて…このギンギンに高ぶった困ったちゃんをどうにかしなくちゃいけないよね;…
「ふふ、お話の最中にも立ち続ける匠のココはいけない子なんですね」
「困ったもんだよ」
…そっちの話にもちゃんと乗ってくれるところを見ると、佐織ちゃんも結構好きなのかも。
まあ、梓の話は今しなくてもいいか…
「じゃあ、私も」
佐織ちゃんは自らパンティを脱いで、僕の上に跨る。
待ってましたとばかりにヒクツク僕のモノに手を添える佐織ちゃん…
「凄い熱いです…火傷しそうなぐらい…」
「ああ、だから早く冷やしてよ…佐織ちゃんの中でさ…」
その中が冷えているとは思えないけど、僕は一刻も早くイキたかった…