ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 67
「あんっ…」
愚息を遠ざけると、香澄ちゃんが口惜しそうな顔をする。
「匠さんの意地悪ぅ…」
香澄ちゃんの瞳がウルウルと輝く。
…そんな顔されても困るんだよ。
「それよりも香澄ちゃん、コレはお口よりもそこに欲しいんじゃないの?」
僕は愛液で満たされた香澄ちゃんの割れ目の奥を指差した。
「うぅ~ん~そぉんはぁそうなぁんですけどぉ〜」
…だったら何が不満な訳ですか?
「匠さぁんのぉ、お口で味わってぇみたいんでぇすよぉ~」
…味わうって、食べ物じゃないんですけれどね…
「ダメぇですかぁ~」
香澄ちゃんは、またもやあの瞳で訴えてくる…
仕方ないな…
さっき歯を立てて噛まれたのが記憶に残るが、懇願して僕を見つめるこの小動物…ああもう可愛いなコンチクショウ。
「なら、してくれる?気をつけてね」
「はぁい♪」
香澄ちゃんはそっと愚息の先っちょにキスして、その可愛い口に頬張った。
僕の愚息は、香澄ちゃんの口内にすっぽりと消えていく…
これが巨根自慢の男のモノだったとしたなら、こうも全容をくわえることなど出来ないだろう…と思いつつも、小粒とはいえ、僕の愚息を見えない程に頬ばる香澄ちゃんに感動を覚える…
無理矢理でこちらも申し訳なかったとはいえ、さっき思い切り噛んでしまったことに香澄ちゃんは罪悪感を抱いているのだろうか?
香澄ちゃんのフェラはかなり慎重で、仕方ないけどぎこちなかった。
でも、それが愛おしかった。
初めてで何もわかってないけど好きな人に尽くしてあげたいという香澄ちゃんの気持ちなのだ。
僕は、そう思って香澄ちゃんの頭を優しく撫でた。