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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 565

「うん…多分ね」
本当のことは何も知らない。
だからこそ、エリカちゃんにいろいろ聞きたいことがあるのだ。

「う、うう〜ん…」
そう思っていると、どうやらエリカちゃんがお目覚めのようで…
「あ、エリカ、起きた?」

「ぅう〜ん…蘭ちゃんおはぁ………!」
そこまで言って、僕を見たエリカちゃんは固まった。

それゃあそうだよね;…
いきなし見ず知らずの男が、自分の部屋にいるんだもんね…

「ごめん;寝てるところお邪魔しちゃって…閉め出しくってるところを蘭ちゃんに助けてもらってさ;…」

エリカちゃんは僕を見つめたまま固まってしまった。
仕方ないよな…見たこともない裸の男が自分の部屋にいたらねぇ…

「あ、あの…」
「驚かせてごめんね、いろいろあって…」
「あなたは…」
「僕は柏原匠、一応、香澄お嬢様の旦那になる男さ…」

「柏原…匠さん?…」
エリカちゃんは僕の名前を確認するように復唱する。

「エリカぁ、どうかしたの?」
蘭ちゃんが首を傾げる。

「…?」
エリカちゃんはキョトンとした顔をして、僕の隠している股間をまじまじと見た。

「ご、ごめんこんな恰好で;…風呂上がりにベランダに出ちゃってさ;」
僕はさっきと同じ言い訳をしながら内股を閉じた。

「あの…」
エリカちゃんは口ごもりながら言葉を続ける。
「匠さん…その、隠してるところ、見せてくれませんか?」
「えっ?」
…いきなり何を言うのか。

「私、以前、あなたに会ったことがあるかもしれない…それは其処を見ればわかりますので…」

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