ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 556
寝ちゃったのか…
僕は安堵しながらも、いきなりに梯子を外されたような物足りなさも感じてしまう…
まあ今度こういう機会があったら、日本代表として恥ずかしくないように体調を整えておかなくちゃだよね。
そんなことを考えながら、胸元にあるソフィアちゃんの手にそっとキスをして…僕は眠りに着いた…
広い、大きい、柔らかなベッドは非常に寝心地の良いもので、一度眠りについたら朝まで目覚めることがなかった…そんなくらいだ。
「…ん…」
窓から朝日が差し込む。
身体を起こしたところで裸なのを思い出す。
少しひんやりと感じた。
布団の中で身体をまさぐるように触ると、やっぱり朝勃ち…;
昨晩はすっかりダメだったというのに、一晩の休息は僕を蘇らせていた…
それだけ僕は、まだ若くて健康ってことなんだろうけど;…ソフィアちゃんが横で寝ている状況で、コレはなんだかマズイ気がしちゃうよな…
しかも…全裸だ;…
何か着るものはと思っても、昨夜の一件から服はすべて洗濯にまわしてしまい、枕元には何もない。
隣でソフィアちゃんは可愛い寝顔で、まだ眠っている。
彼女を起こさないよう、そうっとベッドから抜けて、洗濯機の中をのぞくかな…
「うぅ〜ん…」
ソフィアちゃん、どんな夢を見ているのでしょう。
あどけない寝顔…可愛いね。
やっぱり姉妹だけあって、アンナさんに似ているよね…
脚を忍ばせ洗濯機に向かう…
「あれぇ〜もう起きていらっしゃったんですかぁ〜」
やばっ;…
僕は慌てて股間を両手で覆った…