ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 552
冷たいシーツがなんだか気持ちいい…
普段守られるいる箇所が、やけに敏感になっているのかもしれなかった…
僕は女のように胸をまさぐり…その手を滑るように下ろしていく…
普段意識もしたことの無い陰毛をゆっくりとなぞると、自分の手が自分のものでは無いかのように思えてきた…
不思議な感覚がした。
ソフィアちゃんや純ちゃんが使っていたベッドだったから、だからかは良くわからないけど、やっぱり自分が自分じゃないような感じだった。
…悪くない。だが、癖になってしまっても困る。
急に現実に引き戻された。
「ふぅ〜」
そのとき、ソフィアちゃんが戻ってきた。
「あらぁまだ起きていてくれたぁんですねぇ★」
バスタオルを身体に巻き付けた姿のソフィアちゃん…
てっきり全裸で出て来ると思っていましたけど;
「それゃあせっかくソフィアちゃんと2人なんだから、先に寝るなんてこと出来ないさぁ。」
寝るつもりで、自分の身体を触っていたなんてことは、言える訳ないもんね;…
「ふふふ、匠さんは寝るときもいつもの匠さんですね〜」
「いつものってどういうことなのさ…」
そうやってニヤニヤしてると余計気になります。
「…私の裸なんて大したことないですよ?お嬢様に比べたら…」
「そんなことはないでしょ」
「そうですよぉ、顔だって小さいし、手足だって長いし…ほんとバービーちゃんみたいじゃないですかぁ〜」
バービーちゃん?…
あ、バービー人形のことかよ;…
「あいつは涼香さんのいいとこだけ遺伝したみたいだからな…体型はモデル並なんだよ…」
「ですよぉねぇ〜、外人の私が羨む女の子がいるなんて、日本に来た時は思ってもいませんでしたよぉ〜」