ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 544
座って用を足したものの、飛沫がズボンを濡らしてしまう…
僕は自立で部屋に戻り、杏さんに謝罪するしかなかった…
「いいでぇすよーそんなこと気にしないでぇ〜、それよりも汚したズボン脱いで下さいねぇ!」
「あ、はい…」
とは返事したものの、下にはあのエロパンを掃いていたことを思い出す;…
「さ、脱いじゃってください。洗濯すれば明日のうちには乾きますからぁ」
「あ、う、うん…」
濡らしたズボン、そのまま穿くわけにはいかないしね…
仕方なく脱いで、杏さんに差し出す。
「ふふふ、匠さん、素敵な下着ですねえ」
「いや;…本当はこういう趣味では無いんですけどね;…」
僕は片手でそこを隠すように覆い、もう片方の手で頭をかいた…
「私、美恵子さんの息子さんの話しをしていて、ずっと気になっていたんです…匠さんのそこの毛はどんななんだろうって…」
「い、いや、僕は、その彼とは違って、いたって普通ですから…」
いつも以上に女性としての艶っぽさを醸し出す杏さんに、僕は圧倒されていた。
「そうですよね、その人はたぶん、ここの毛なんかも全部ないんでしょうねぇ」
そう言いながら、杏さんは僕の脛を手のひらでスリスリしてくる。
「あ、あの…」
「匠さんも、お肌、綺麗ですけどね…」
「やっぱり女性に見られるから…手入れは怠ることは出来ないの…」
ああそういった所は、女性のチェックの方が厳しそうだよな…
「匠さんは…ここのお手入れとかしないんですか?…」
指腹で陰毛を撫でてく杏さん;…
ちゃんとしたパンツを掃いていれば、こんなに陰毛が出ることも無かったんだけどね;…