ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 534
出来ることなら朝までずっとこうしていたかったけど、香澄がいる以上、そういう訳にもいかない…
僕は後ろ髪を引かれる思いで、その場から離れるしかなかった。
「明日また…起きたら直ぐに会いに来ますから…」
「ええ……でも無理はしないで…」
「無理してでも必ず来ます…本当は朝までなんて我慢出来そうもない…」
僕は再び力を持ち始めた股間を押し付けた…
「ああ…また元気になってる…」
澪さんはお尻に当てられた屹立に歓喜の声を上げる。
「欲しくないですか…僕は澪さんが欲しいです」
「ああ…きて、匠さん、もう一度きて!」
澪さんも僕を求める。
そして、またお互いを激しく貪る…
立ったままの姿勢で、背後から澪さんの膣内へ挿入する…
入れやすいように、澪さんの片膝を抱え上げ、それを高く持ち上げた。
「あ!…突き上げてくるぅぅよぉぉ!…」
澪さんは首を捩曲げ、僕にキスを求めてきた。
それに応えて、澪さんを思い切り突き上げながら唇を貪る。
それと同時に両手でブルンブルンと揺れる澪さんの豊乳を鷲掴みにする。
お互いに、お互いを激しく求め合う、獣のようなセックスだった。
「あぁっ!あぁ!匠さん!いい、いい!すごくいいの!!!」
「澪さんっ!僕も、気持ちいいよ…!!」
「あぁっ、また、あ、いっちゃうぅ!!!!」
より深く入り込むように澪さんの背中に身体をピッタリと密着させる…
「あぁ〜!当たる!奥まで匠さんの!当たるよぉぉぉぉ!…」
澪さんの大音量の声が放たれる…
この部屋にもし防音効果が無かったら、その声は屋敷中に響き渡り、香澄の耳にも届いていただろう…
それを考えると小心者の僕は、早く香澄の所に帰らねばと、焦せりも出てくる…