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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 533

「良かったです。すごく気持ち良かった…」
倒れた僕の身体を優しく抱き締め、澪さんは囁いた。
「澪さん…」
「ご主人様より、あっちの巧さんより、気持ち良かったです」
…それ、言っちゃっていいんですか?

まだダルさの残る身体を起こそうとすると、澪さんからまた引き寄せられる。
そして、再び唇を重ねるのだった。

暫くしてから、部屋に備え付けられたシャワーを2人で浴び、汗と精液を洗い流す…
そうしながらも、吸い寄せられるように唇は重なり、身体を強く抱きしめ合った…

「まだ出会って何時間も経っていないのに…私すっかり匠さんにメロメロだはぁ…」
「僕もです…この歳になって初めて、本当のセックスが分かったような気がします…」

「今まで感じたことなかった…でも匠さんは違う…身も心も…好きになっちゃいそう」
「僕には妻がいますから…」
「知ってます…お子さんが生まれるのも…でも、できれば、これからも私、匠さんとしたいな、って」
「それは、僕も思います…」

「よかった!…本当はこの家の若ご主人様に、こんなお願いしちゃいけないのは分かってはいるんですけど、どうしてもまたヤリたくて…」

「僕だって同じですよ。この家に来るのが待ち遠しくなりました…」

再び唇が重なり…それが熱いキスへと変わっていた…

今日、今さっき会ったばかりなのに、僕と澪さんはお互いを貪るように求め合った。
それだけお互いの身体の相性が良かったのか、惹かれ合うものがあったのか、それはまだよくわからなかったけど、その行為はしばらく続いた。

「匠さん…」
「澪さん…」
信じられないくらい長いあいだ、澪さんと一緒にいた気がした。

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