ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 527
「あ、ええ…いろいろと細かいところまで口煩い人で…」
「苦労されたんですね」
「はい…私、こんな見た目だから、遊んでる女だって見られがちで…」
それでも、澪さんは魅力的な女性だ。
「僕は好きですよ、行動的な女の子は」
「ふふっ、ありがとうございます。私、海が大好きでサーフィンとか、よく行くんですよ」
「へぇ〜何かカッコイイですよね…サーファーって憧れますよ。」
「そう?…そう言えば、彼と出会ったのも海でだったのよ…」
「鈴田巧さんも、サーファーなんですか?…」
「いいえ、彼は裸になること自体、抵抗があったみたい…聞いたでしょ?彩乃ちゃんから…」
「それって…陰毛が無いってことですよね…」
「そう…そんな所、スワェットを着れば見える訳ないのに、彼はやたら気にしていたはね…」
そんなに気になるものなのだろうか…
自分がそうじゃないから、彼の気持ちなどわからないな。
「お話ばかりもなんですから、マッサージ、しましょうか」
「彩乃さんにも受けたんですけどね」
「私は、もっとサービスしちゃいます!」
澪さんが声を弾ませる。
服の下で何か、胸が激しく波打ったような。
その体つきで、股間がまた盛り上がりそうな気配を見せていた。
それに気づかれないように上半身裸になり、股間を隠すようにしてベッドの上に俯せになる…
「男の人の割に肌が綺麗なんですね。キメが細かいはぁ…」
「はい…日焼けすると直ぐに赤くなるばっかりで;…だからそんな褐色の肌に憧れちゃうんですよね…」
「私も元々は色白なんだよ。日に焼けてない箇所、見てよぉ〜」
澪さんはそう言うなり服を脱ぎだす。
黒の下着に包まれた、たわわな2つの果実が目の前に現れる。
少し動いただけでそれはブルン、と揺れ動く。それでもう股間が…
「跡が目立っちゃって、いやなんだよね…」
その下着すらも自分で取って、僕に見せつける。