ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 523
「ああっ、ああん、あっ…あっ…あっ…」
彩乃さんの腰をがっちり掴みながら、自分自身をひたすら送り込む。
その締め付けは相当だ。
「彩乃さん、最高だよ」
「ああっ、匠さんの、奥まで、きてる…いい、イイのっ!」
「ぼ、僕も分かるよぉ。先がぶつかる…彩乃さんの奥に当るよ‥」
胸板を彩乃さんの背に密着させながら、僕は腰だけを懸命に振った。
「あああ〜んぅぅ…気持ちいいよぉぉぉ!もっと来てぇぇぇ!匠さんのいっぱい…頂戴ぃ!!」
そう言って自ら腰を振ってくる彩乃さん…
僕はもう我慢が出来ないところまできていた。
「彩乃さん、もうダメだ…出ちゃうよ…」
我ながら情け無い声で訴える。
「ああん、あっ…あっ…あっ!イイ!私もイっちゃう!」
「彩乃さん…ううっ…!」
「出して、匠さんの全部、ナカにいっぱい頂戴!」
「彩乃さん…!」
言うより早かったかもしれない。
僕は我慢できずに、彩乃さんの膣に大量に放出していた。
「うっ!…」
こんなにも溜まっていたのかと思うほどに、射精はドクドクとしばらく続いた…
僕は悪いと思いつつも、ぐったりとした彩乃さんの腰を抱き抱え、最後の一滴まで出し尽くした…
「なんだかガキみたいに、すみませんでした;…」
「あぁぁあっ…いいです、匠さんの、すごく熱い…素敵です」
彩乃さんはすべて受け止め、僕が自らを引き抜き腰を手放すと、ヘナヘナと崩れ落ちた。
「すいません…こんなつもりじゃなかったでしょう…」
「いえ、私は嬉しいです…」
「それに、ご主人様だって」
和彦さんが?
「匠さん、よく聞いてみてください」
厚い壁の向こう、耳をそばだてると、わずかに聞こえる、あの音は…