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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
官能リレー小説 - 年下

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ほんの少しの勇気で人生って変わると思う 6

香澄ちゃんは少し顔を赤くして、照れながら言う。
「私だって、見せてるんですから…」

香澄ちゃんは確かに、隠す素振りもなければ恥ずかしがった様子はない。
「あ、あぁ…」
僕はおそるおそる、股間を隠していた手をどけた。

「…素敵です、匠さん。隠すことなんてないじゃないですか」
香澄ちゃんはにこりと笑ってそう言った。


「そ、そう?」
僕は命一杯に冷静を装おう…
そんなこと言われたの始めてだった…
そりゃーソープのお姉ちゃんは、開口一番に『素敵♪』と言ってくれた。
でもそれは、そういう所の常套句だってことは、始めて行った僕にも分かっていた。

「もう、いいだろ?こんなモン、そんなに見んなよ。」
僕は背を向け、香澄ちゃんの視線からそれを隠した。
素敵では無いものを素敵と誉められ、堪らなく恥ずかしかった。


「そうですね、とりあえず今のところは…」
…なんか意味深な言い方だった。
できればその先も聞きたいところだが、これ以上は教えてくれないだろう。

僕は備え付けのスポンジを手に取り、ボディーソープをつけて泡立てる。
「どこから洗おうか?」
「匠さんにお任せします♪」
お任せします、と言われても…
女の子の身体を洗うのなんて久しぶりすぎて…

「どうしたの?何だか顔が赤いけど?・・」
そ、そりゃーそうだろ…
男だったら、こんな状況で冷静ではいられないって…

「い、いや…こういうのって、慣れてなくてさ…」

「そうなんだ。私の身体って匠さんみたいに引き締まってないから、洗い難いかな?」
…そうじゃないだろ?・・香澄ちゃんの身体は女性ならではの柔らかな曲線美で、…僕としては筋肉質な女性より香澄ちゃんの身体の方が好みな訳で…

「匠さんがどうしても嫌だっていうなら、構わないよ。
 私、今日は身体洗わなくてもいいから・・」
…おいおい、、、自分で洗うってことは考えないのかよ?


「…いやいや、そりゃ不味いっしょ。お年頃の女の子が身体洗わないとか、イメージダウンするようなこと言わないの!」
「うふふ、匠さんって、面白い人ですね」
「…そういうことで言ってるんじゃないけどなぁ。香澄ちゃんみたいな美少女がそういうこと言うもんじゃ」
「ふふふ、本気ですか?」
「もちろん…で、洗うけど、どこから、とか希望はあるの?」
「匠さんにお任せします♪お好きなところからどーぞ!」

…お好きなところから、ってねぇ。
とりあえず、僕は香澄ちゃんの背中から洗うことにする。


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